まだ起き抜けでボ〜ッとしているところへリビングの電話が鳴った。クライアントの総務部からで、一気に目が覚める。支払調書って年末に1年分の総額について1枚だけ発行されるのが普通なのに、このクライアントだけは1件の作業が終わるごとにその案件だけの支払調書が郵送されてくる。それを今度は郵送でなくFAXで自動送信することになったので了解してほしいという連絡だった。できれば他と同じに年末に一括してほしいところなんだけど、会社の方針では仕方がない。郵送もFAXも変わらないからOKした上で、「頂いたお電話で申し訳ないのですが」 とこちらから切り出す。このクライアントからの支払調書が1件分だけ見当たらなくて、法務部の担当者にメールしたのに返信がなく、困っていた。するとビックリ。その担当者は産休中だそうな。不在転送とか別の人がメールチェックするとか、必要な手続がとられていないらしい。その場ですぐにチェックしてくれたデータによれば発送済になっているとのこと。う〜む。やっぱり私がどこかへやっちゃったのかなぁ。でも幸い、すぐにピコピコブーンと印刷する音がして、今日中に再送してもらえることになった。きいてみてよかったぁ。
やれやれ、と電話を切ってすぐまたベルが鳴る。言い忘れたことでもあるのかと思いながら出てみると、同じクライアントの今度は法務部からで、同じ件かと思ったらさにあらず。まったく別件でつい最近送った請求書が経理から戻ってきてしまったので印鑑を押捺したものを再送してほしいとのこと。これまで印鑑を求められたことはなかったのに、社内の会計システムがいろいろ変更になっているらしい。ついさっき総務部の人と話した時にもそんなことは言ってなかったけれど、誰もが知ってる大企業だから、総務部もおそらくかなりの大所帯で、担当がそれぞれ違うんだろうな。法律事務所宛ての請求書に印鑑を求められたことはない。企業宛てで印鑑が必要になったのはこれで2箇所め。請求書をまとめて作るとつい忘れがちだから気をつけなくちゃ。
夕べ終わった英訳の見直しと修正を済ませ、送信した後、再送する請求書を作り直し、そうこうしているうちにもう家を出なくちゃいけない時間。5時から眼科の予約が入っている。またあのしんどい視野検査をしなくちゃいけないのかと憂鬱だったんだけど、幸い簡単な眼圧検査だけで済んだ。もともと正常な数値の範囲内だった眼圧が目薬の服用でさらに下がっているので、目薬の効果は確認できたから視野検査は不要とのことだった。なるほど。「実はお願いが…」 と、コンタクトレンズの検眼と緑内障の治療とを別々の眼科にかかっている状況で、どちらも半永久的に続くことを考えると、とても両方には通えないことを説明し、転院の許可をお願いする。こちらの眼科の方が通いやすいのだけれど、残念ながらコンタクトレンズのメルスプランに対応していないので、と申し添えると、そういうことなら仕方がない、と紹介状を書いてくれた。申し添えた言葉はウソじゃないので、こちらの眼科がメルスプランに対応してくれれば一番いいんだけどなぁ。
そのあと手芸店に寄り、ずいぶん長いこと迷っていたミシンを注文。今日からスタートの20%オフセールを待っていた。持ち帰ろうと思えばできそうだったけれど、肩に負担がかかるのが明らかなので配送を依頼。使いこなせるといいなぁ。
スタバでひと息ついて帰宅した後、仕事の続きはひとまずおいといて、手織に励んでしまう。だってもうすぐ終わりそうなんだもん。すでに織った部分が気に入らなくてだいぶほどいてしまったものの、ようやく最後まで織り終えて、端糸の始末も完了。ひとまずテーブルセンターとしても使えそうな長方形に仕上がった。あとは裏地をつけて三つ折の形に仕上げるだけ。ここまで終えておけばひと安心。でも手織り機を片付けるためには次の課題の糸を張ってしまわないと。指定は麻糸80cmを120本。久々にずいぶんと幅広い。糸を張る整経の作業にもずいぶん慣れてきたものの、どうしても1時間以上はかかってしまう。
… てことで、今日もやっぱり夜が明けてしまったんでした (^^;