まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

今年3本め

maru992008-02-13

9時すぎ起床。最近のパターンではこれでも早起きな方 (^^;


どうなることかと思った修羅場をどうにか切り抜け、忙しいことに変わりはないけれど、気分的にはゆったり。毎年恒例の書類というのは年によって当たりハズレがあって、関連する法律や規則に大幅な変更があった年は修正の必要な箇所がドド〜ンと増える。またクライアントによって、担当者が変わるのかそれとも単に気まぐれなのか分からないけど、実質的にはほとんど変わっていないのに表現をいじくり回したり、あちこちの段落を意味もなく入れ替えたりしている場合もある。その点、今やってる案件のクライアントはすごく合理的で、必要最小限の修正しかしてこないし、幸い大きな法改正もなく、例年になく順調。去年に較べてかなりのハイペースで進んでいる。


昼近くから午後8時すぎまでマジメに仕事をして、お腹が空いてきたところで外出。朝方ぎゅいんぎゅいんと渦を巻き、ぐぉうぐぉうと吼えていた風はおさまっているものの、寒い〜!


夕食を済ませ、スタバでひと息ついて、10時から日本・イタリア・カナダ合作映画 「シルク」 を観る。昨日の時点では、映画どころじゃないんじゃないかとあきらめかけていたのだけれど、上映終了まで何日もないので、レディースデーに合わせて早めに予約を入れてあった。レイトショーのせいもあるのかガラガラで、わずかに6人。


いつも以上に不規則な生活が続いているので、観ながら寝ちゃったとしてもそれはそれで仕方がない、と気楽に臨んだのだが、まったく眠気を感じなかった。美しい映像と美しい音楽の美しい融合。特に坂本龍一の音楽が素晴らしい効果をあげている。役所広司の存在感。主人公のエルヴェを演じる役者がやけに地味だなぁ、と思いながら観ていたのだけれど、観終わってから、真の主人公は彼ではなく、彼の妻エレーヌだったことに気づく。そのエレーヌを演じていたのがキーラ・ナイトレイ。「パイレーツ・オブ・カリビアン」 でのアクションシーンとはまさに別人。そう来るかぁ〜、なるほどねぇ、と切ないエンディングに感じ入る。帰ってからネットで調べてみたら、物足りないという感想が多いようだったけれど、私は好きだなぁ、こういう映画。役所広司がインタビューで、「幕末の時代に英語が堪能な日本人という設定が不思議な気がした」 と言われ、「そんなことを言ったらフランス人(エルヴェ)が英語をしゃべっているのもおかしいし」 と答えているのに笑ってしまった。そこはツッコミどころじゃないよねぇ。


0時ジャストに上映終了。帰ってからしばらくだらだらしてしまい、2時すぎに仕事再開。6時すぎまでかかって、全体の3分の2ぐらいまで終わらせた。ふぅ〜。