まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

華やか〜

maru992008-02-12

夕べからぶっ通しで朝9時納期の仕事を6時1分前に送った後、ファイルの整理やら日記のアップやらとバタバタしているうちに7時すぎ。頭の中がヒートアップしすぎていて眠れそうにない。そういえば … とちょっと気になったことをネットで調べたりしていたら、あっとういまに8時すぎ。正午には家を出ないといけないんだから、もう寝るのはやめて仕事しちゃおうかなぁ、と考えながら、忙しさと比例して散らかってしまう家の中を片付け始める。そうこうしているうちに9時をすぎ、もうファイルは受け取ってもらえたかな、すぐ返信が来ると思ったんだけどなぁ、と心配になり始めたところへ電話が鳴った。なんとな〜くイヤな予感がした。こういう時の予感って不思議に当たってしまう。


「送ってもらったファイルなんだけど、ページが違うみたい」 … へっ? 「実はね、よく似てるけど中身の違う2種類の構造になっていて、お願いしていたのはそのうち1種類なんだけど、今回送られてきたのは別の方らしいの」 … 絶句。ボーゼン。頭の中マッシロ。泣きそう。真夜中から朝まで7時間ちかくかけてようやく終わらせたのに、間違いだったって? すでにキャパを使い果たしたと日記に書いたばかりなのに???


先方は、そもそも自分が抜粋ファイルを作った時点でミスをしたのが原因だから、とあらためて丁重にお詫びの言葉を繰り返すのだけれど、今はそんな場合じゃない。どうするかを考えないと。いや、どうするも何も、やり直すしかない。う〜む。手織の教室はあきらめざるを得ないだろうか。さすがに仕事を放り出してまで行くわけにはいかない。とにかく何とかするから、と電話を切って、すでに電源を落としてしまったPCを再び起動。


あらためて300ページ余りのファイルを開き、該当箇所を探す。見つけた。こいつか。本来の敵はここにいたのか。待ってろよ。一気に片付けてやる。てぇぇぇぇ〜いっ!(←ほとんど壊れかけている)


すでにキャパは使い果たしたはずだが、こういう非常時には自分でも分からないところに隠れている予備のキャパが自然に充填されるような気がする。いわゆる火事場の馬鹿力? 確かに似ている箇所も多く、イチからやるほど大変ではないのだけれど、それでも8ページあるから容易ではない。最初のうちは、失敗しちゃったなぁ。こんなミスは滅多にしないのになぁ。せっかく手織の宿題終わってるのにぃ、とわき上がってくる雑念を払いのけるのが大変だったけど、徐々に集中力が高まるのが分かる。頭のてっぺんから湯気が出ていそう。


むむむ。こんな段落、なかったじゃないか。新手の技をくり出してきたな。あくまで妨害する気か。負けないぜぇ、と気合を入れ直して長めの段落を訳し終え、ひときわ力強くエンターキー。さて次は、ん? 終わりか? 終わったのか? おおおっ! 確かに終わってる。11時55分。手織教室に間に合うじゃないか! 大勝利〜っ!!


残念ながらザッとしか見直す余裕はなく、とりあえず終わった旨を先方に告げると、もう見直しなんてしなくて十分だから、とねぎらってくれた。ここはお言葉に甘えることにして、送信。いやぁ、参った。


ホッとひと息つく余裕もなく、急いで身支度をして、あいにくの雨の中、かさばる織り機をうんしょと背負って家を出る。途端にお腹がグー。そうだよねぇ。16時間ぐらい前にカレーを食べたきりだもの。途中のコンビニでオニギリを買い、まずは手織教室へ。授業のスタートまで10分ぐらいの間に待合室でオニギリをほおばる。


見本から大きくはずれた宿題のマフラーをテーブルに広げると、「これはもうオリジナルデザインだわね。すごいすごい!」 と先生。「これからもどんどんオリジナルに挑戦してちょうだい」 と太鼓判をもらった。イェ〜イ (^^)v


次の課題はゴブラン織り。横糸を一段織るごとに櫛でギュッギュッと目をつめて、縦の麻糸が見えないように横糸で埋めつくす。作るのはコースターで、2色の木綿糸でどんな模様を描くかは自由。その2色の織り分け方には無数のバリエーションがあり、とりあえず、と略図をもらっただけでも十数種類。時間内には1種類の半分ぐらい織るのがやっとだったけれど、めちゃくちゃ面白い。仕事さえなければ今日はもうこのままずっと織っていたいのに〜!


さすがにどこかに寄るような気力は残っていなくて、帰りも降り続く雨の中、ヘロヘロになって帰宅。PCを起動すると、初めての人からメールが入っていた。たまに依頼のある会社の別の部署からで、週に何度か、朝8時すぎに届く書類をそれからすぐに始めて午後には納品というパターンで仕事をしてもらえないかと。ただでさえ忙しいのに、今の生活パターンに逆行するような案件。絶対無理。死んじゃうよ。


午後4時を回ったところ。こんな時間に寝たらさらに生活時間帯がグチャグチャになってしまうと思い、とりあえず仕事を始めてみたのだけれど、さすがに限界らしく、目を開いているのもつらくなってきた。起きている間、ずっとコンタクトレンズを入れっぱなしだから目薬も使ってないし。寝るかぁ。


5時すぎから寝て、8時すぎに電話が鳴り、出ようとしたけど間に合わなくて、再びベッドに戻り、11時近くまで寝てしまった。再び電話で起こされた。伯母が遺した家作の地主さんの逝去後、土地の管理を任された会社からで、私が立ち会いを断った測量が終わって図面ができたから、私の自宅まで届けに来るという。郵送してくれればいいと言っても、今後のこともあるからどうしても一度会いたいと言って引いてくれない。自宅に知らない人が来るのって気が重いから、こちらから出向く方がまだいい。どっちにしてもしばらくは忙しくてどうにもならないと言っても、都合のつくまでいつまででも待つからって。なんやねん、もう! 


しばらくまだボ〜ッとしていたけれど、いざ仕事を始めたら戦闘モードに突入。いつもどおり5時すぎまで。これでいつものパターンに戻れるか???