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午前中まだ仕事のエンジンがかからずにいる間に、国別シリーズの案件のクライアントから、さらに別件の書類が届く。まだ今月分も終わっていない上に６月分も届いているというのに。でもその別件も前から続いている息の長い案件だから、仕方ない。とはいえ時間が取れないこともたしかで、「お急ぎでなければ」と返信したら、「無理のない範囲で」と。常に気遣ってくれる先生なので助かるのだけれど、国別シリーズが始まってから数か月、仕事の在庫がゼロになることがまったくなくて、ありがたいと思いつつも、なんかこう、ゼロになった瞬間の解放感を味わうことができないのがストレスになりつつあるような…。

午後になってようやくエンジンがかかり、コンブリオが始まる前に３つめの国の和訳もひととおり終わった。明日中に送信すればいいから、見直しはちょっとおあずけ。来週は手織教室もあるのに、ちっとも準備できていないから、コンブリオを聴きながら整経作業。

しばらく長いマフラーが続いたから、今度は小さなコースター。先生の作品集からお借りしたサンプルがとってもステキだったから。白いエジプト綿で約160センチを87本。測り終える頃にはコンブリオが終わり、WOWOWでMETの「椿姫」を観ながら整経の続き。東劇でしっかり観た作品なんだけど、何度観てもいいなぁ。

そのあとWOWOWをつけっぱなしにしていたら、始まったのがGacktの眠狂四郎。身のこなしが驚くほど美しい。綿引勝彦、田中健、堤大二郎らが脇を固めていて、真剣勝負を挑んでくる相手が怪優嶋田久作。面白かったけど、時代劇なのに主なキャストがインカムみたいなマイクをつけていることに違和感。舞台上のマイクじゃ用が足りなかったのかなぁ。

整経が終わって織り始めてみたんだけど、先生の織り図に「緯糸は２本どり」と書かれていたからそのとおりにしたら、なんだか太すぎてダメみたい (T_T)