まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ワンカット

maru992008-02-09

寝たのが8時近くだったから、4時間ほど寝て目が覚めた時にはすでに昼近く。2時前には家を出ないといけないから、いつも以上に慌しい。


シフォンケーキを焼くたびラッピングに悩むのだけれど、今回はパン教室でパンを持ち帰るためにもらう大きなビニール袋をとっておいた。紙皿にのせたままスッポリ入る。よしよし。でもこれをただ紙袋に入れるだけでは横からの衝撃に弱い気がして、池袋駅の混雑を思うと心もとない。とはいえケーキボックスはかさばりすぎる。何かいい案はないかしらん。ちょうどいい大きさで高さの低い箱があるといいんだけど、と探しているうち、ふと目にとまったのは、帽子ケースのような形の箱。新潟のおせんべい屋さんの化粧箱なんだけど、ちょっと小さいかなぁ。お、ケーキの大きさには十分だ。それならば、とビニール袋から出して紙皿の縁の部分をジョキジョキとハサミで切り落としてしまう。あらためてラッピングし直して再度挑戦。おおおっ! ピッタリじゃん! いいモノみぃつけた♪


絵筆のケースと、わざわざオランダから封筒を買ってきてくれた I さんの息子さんへのお礼の品と、鄭先生が前に私が持参したモノが美味しかったというので買っておいた豆煎餅。これだけで結構な荷物。さらにケーキの箱を携え、バタバタと家を出る。夕べ雪が降った割には、みぞれまじりだったせいか路面の凍結もなくて良かった。


教室に着くと、Wさんが風邪で欠席との連絡が入っていた。ありゃ。I さんもグァムだから今日は生徒は4人だけ。「寂しいねぇ」 とタックン。そうだねぇ。人が少ないと寒く感じるねぇ。


I さんの息子さんにと買っておいたギターの形のアクセサリーは、思った以上に気に入ってもらえたようでひと安心。そんなに喜んでくれるなら、別の色のも買っておけばよかったなぁ。失敗だったのは豆煎餅。前に持参したのがどれだか覚えていなくて、多分これじゃないかと思うのを買っていったら大ハズレ。形をきいてきたから、次回は多分、大丈夫。


シフォンケーキは、8等分のはずが6等分になってしまったので、1人分がかなりのボリューム。しかも普通のシフォンケーキのようにふわふわでなく、ずっしりとした重量感。思わず 「残してもいいですから〜」 と言わずにはいられなかったぐらい。それでも味はなかなかで、誰も残さず完食してくれた。大人は気を遣ってくれたのかもしれないけど、タックンは自分の分を平らげた後、おばあちゃまの分にも手を出していたから、かなり気に入ってくれた様子。おそらくレシピの本来の焼き上がりとはかけはなれているのだろうけれど、結果オーライだから気にしな〜い。


布の質感が出せなくて四苦八苦した挙句、またまた先生に手伝ってもらってしまった。あっという間に布の質感と腕の丸みの両方が出て、腕がぐぐっと前面に出てくる。すごいなぁ。肝心なところは全部手伝ってもらっているような気がしないでもないけど、これでなんとか、3月の教室展に間に合いそう。


7時前に終了し、外に出たら雪が降り出していた。天気予報で雪になりそうと言っていたのに、荷物が多かったから傘を持たずに来てしまった。でもまぁ、雪ならそんなに濡れないから。駅まで先生と雪の道行き。次の私の絵は先生がモチーフを提案してくれるという。ただ描いていて楽しければいいのならそれはそれでいいけれど、せっかく教室の形をとっているのだから、次々に新しい画法に挑戦して、その中から自分に合った描き方を見つけてほしいと。嬉しいなぁ。勝手に描いてる私たちに適宜アドバイスをくれるだけで、先生のアルバイトとしては十分に成り立っているのに、こんなふうに一生懸命になってくれて。それも決して押し付けではない。今までどおり描きたいように描きたいものを描く方がよければそう言ってくれれば、とちゃんと気を遣ってくれる。私の習い事がどれも長続きしているのは、こんなふうにいい先生とめぐり会えているからなのよねぇ。


地元の駅に着く頃にはすっかり雨に変わっていた。自分が濡れるのは構わないけど、これからも使いたいケーキの箱が濡れるのは困る。最近はコンビニのビニール傘も500円のばかりだから、ヨーカ堂で525円のミニ折りたたみ傘を買う。それでも他の荷物もあるから箱に雨がかかってしまう。う〜む。あ、そうだ、と100均に立ち寄り、ちょうどいい大きさのビニールバッグを購入。これで安心。安上がり♪


帰宅してから仕事をしたけど、明日は朗読のライブがあるので、居眠りしないように早寝を決め込む。プラネタリウム宮沢賢治。楽しみだ〜。