まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

浅草にて

maru992008-01-15

2時すぎにベッドに入った後、比較的スムーズに寝付けたはずだったのだけれど、気がつくと目が覚めていて、でも半分うつらうつらしたままで、寝たような気もするしずっと起きていたような気もするし、ハッキリしないままにまたZZZ…。何度かそれを繰り返し、8時のアラームで起床。それなりに寝たような、あんまり寝ていないような、な〜んかもう分からない〜。


9時半すぎに家を出て浅草に向かう。月半ばにして今年の初芝居♪ スケジュールの都合上、2日間に分ける余裕がなかったので久々の昼夜通し。でも浅草歌舞伎は第一部・第二部ともに3時間半程度でだいぶ短め。とはいえ、チケットをとった時点ではこんなに忙しくなるとは思っていなかったから、幸か不幸か昼夜とも最前列。しかも浅草公会堂の最前列は歌舞伎座よりかなり舞台に近い。なので念のため、スーパーミントを買っていく。


浅草歌舞伎が今のメンバーに定着してはや8年。若手ばかりの熱気がウリで、舞台から絶えずビシバシとエネルギッシュな光線が発せられているかのよう。勘太郎七之助兄弟や亀次郎、愛之助などは本興行でもそれなりの役がつくけれど、やはり回りもすべて若手となると本興行とはまったく違う芝居になる。同じメンバーで続けてきただけにチームワークもバッチリなのが観ていて気持ちがいい。気を抜くところがない点で稚魚の会・歌舞伎会の合同公演に通じるものがある。完成形としてでなく、応援するような気持ちで観ているところも同じ。


熱気あふれる舞台に惹きこまれていたはずが、夜の部の最初の幕だけ途中で意識を失ってしまった。とある場面の記憶がすっぽり抜けている。もっともこの演目、本興行で誰がやっても同じ場面で睡魔に襲われる傾向が…。見どころと言われる場面はしっかり観ているんだけど〜。


若手ぞろいの浅草では兄貴分のような役割の男女蔵さん。今回は役のひとつが老けで、白髪まじりのカツラをかぶるとまぁ、左團次さんによく似てきたこと!


終演時にはすでに仲見世はほとんどシャッターが下りているので、寄り道もしないでまっすぐ帰宅。あとはひたすら仕事をする。初芝居を十分堪能した分、仕事にも気合が入り、かなり集中度が高い状態で7時すぎまで。130ページのうち115ページまで終わった。もうひと息!!