まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

なにげないところがなんとも

maru992008-01-14

案の定、2時間以上も寝付けなくてもんもんとしてしまった。よっぽど起きて仕事しちゃおうかと思ったぐらい。イベントが単なる飲み会なら仕事しちゃうところだったんだけど、寝ておく必要のある企画だからなんとか寝ようと四苦八苦。6時間ぐらい寝るつもりで8時にセットしたアラームを寝付けなかった分2時間ずらし、10時すぎに起床。着付けはハナからあきらめたので、先に身支度を済ませ、家を出るギリギリの時間まで仕事をする。ああ早く終わらせたい!


2時に東銀座の東劇前に集合し、歌舞伎のお仲間6人でシネマ歌舞伎 「研辰の討たれ」 を観る。玉三郎菊之助の 「二人道成寺」 は映像でなければ実現し得ない工夫が多々あって、舞台とはまったく違う魅力的な世界を構築していたけれど、今回の 「研辰」 にはそうした新しさがまったくなく、ごく普通の舞台中継をただ大画面で観ているのと同じ。映画として観る必要性を感じなかった。今後も中村屋の舞台が続々とシネマ歌舞伎として登場するらしい。それならそれで、映画でなければ味わえないプラスアルファがほしい。


とにもかくにも観終えたあとは、有楽町に向かってそぞろ歩き。二次会のスタート時間まで間があったのでどこかでお茶でも、と思ったらまぁ、どこのカフェも満席でまたしてもカフェ難民状態に陥ってしまった。困ったねぇ、と言いつつ歩いていると、とある道端に古本の露店が出ていて、これでしっかり時間がつぶれた。それぞれ手にとる本の系統が違うのがおもしろい。


「川のほとりで」 という名のとおり店内にも川が流れる店で、7人目のお仲間が加わる。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、久々の歌舞伎談義に花が咲く。私にとっては新年初めてのお酒だったのでそう言ったら、えええ〜っ! とえらく驚かれてしまった。だって家でひとりで飲んでもおいしくないんだも〜ん。


5時から2時間限りのところ8時半すぎまで。明日は浅草で今年の初芝居だから三次会はパスして失礼しようとしたのだけれど、「どうせいつも寝てるじゃん!」 と言われてしまうと反論の余地はなく、楽しすぎるほどのメンバーだからもっと話したいのも山々で、結局そのまま、いろんな国のビールを楽しめるお店へ流れ込み、ホワイトビールというのを初体験。その銘柄だけなのかホワイトビール全体の特徴なのか分からないけど、まるでレモンをしぼってあるかのように酸味が強くて、すごくスッキリしている。ビールも奥が深いやねぇ。


そんなこんなで帰宅したのは日付が変わる直前。早々にお風呂を済ませ、早寝だ早寝〜っ!