まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

艶っぽいお姫さま

maru992007-09-16

さて、10時すぎにベッドに入り、ギリギリ8時近くまで寝ているつもりだったのだけれど、普段の短い睡眠サイクルを身体が覚えてしまっているのか、3時前に目が覚めてしまった。いや〜ん。なかなか二度寝ができないまま4時をすぎてしまう。せっかくおとといから早寝してるのに台無しじゃん! なんとか寝ようと悶々として、4時半すぎにようやく寝入ったのかな。それでもまた5時半ぐらいに目が覚め、6時半、7時、7時半と小刻みに目が覚めてしまい、結局8時のアラームを待たずにベッドを出る。ああ、もう!


今日は歌舞伎のお仲間とご一緒なのに、それでも着物を着ていくつもりはハナからなく、いつもどおり作務衣で出かけてしまう。10時半に国立劇場にて待ち合わせ。総勢8人。お久しぶりです〜。


14日に 「予習」 したのと同じ演目を、14日とは大違いのとてもとても良い席で堪能。連日満員御礼の公演でこんな良い席、自分ではとてもとれない。しかも終演後にバックステージツアーのおまけつき。3時半に昼の部が終わり4時からもう夜の部が開演してしまうという忙しいスケジュールにもかかわらず、たくさんの人が早足で行きかう楽屋を抜けて、まずは舞台の袖あたりで人形の仕組みを説明して頂いたあと、開演の準備が整った舞台の上で、ひとりひとり人形を持たせてもらった状態で写真を撮らせて頂くという、とても贅沢かつ貴重な体験をさせて頂いた。目の前におりている幕の向こうには開演を待つ人たちがいて、ついさっきまで自分たちが魅了されていた芝居、そしてこれからまもなく始まる芝居の本舞台を今まさに自分の足で踏みしめているのだと思うと、ああ、なんて恐れ多い! 通路沿いの小さな部屋では、昼の部で生き生きと動き回っていた人形たちが静かにスタンバイ。夜の部に登場する牛車の牛ものんびりと出番を待っている。そしてまた、技芸員の方たちの楽屋での浴衣姿の粋なこと!


興奮さめやらない状態のまま、裏口から外へ出ると、クラクラしそうな強い日差し。終演後のお楽しみ、宴会の予約をした時刻にはまだ早いので、途中のカフェでひと休み。5時からの宴会は赤坂見附の魚自慢の居酒屋で、美味しい料理とお酒を楽しみながら、いつもどおりディープな芝居談義で盛り上がること3時間。とりあえずおひらきの時点で2人だけお帰りになり、残りの6人は、様々な企画で集まってきたこの会でも初めてのカラオケへ。といっても最新ヒットチャートに入るような曲を歌う人はひとりもいないのはこの会らしいところ? そうかと思えば歌わずにひたすら踊って盛り上げてくれる人もいて、どんな展開になってもめいっぱい楽しんじゃうステキなメンバーだわ〜、とあらためて感じ入った次第。


宴会のスタートが早かったから、思い切り遊びつくした割には日付が変わる前にご帰還。さすがにこれから仕事をする気力は残ってないから、明日だ明日! と思いながら念のため手帳でスケジュールを確認したら、ありゃ、明日はパン教室だ! 忘れてた!