予定のない日曜日だから張り切って仕事をするぞ！ と意気込んでいたはずだったのだけれど、いざ仕事をスタートしてみると、なんとなく気乗りがしなくてどうにも効率が悪い。仕方なく、やりかけの仕事は中断して、「どうか助けてほしい」 と懇願されてしまった別の案件を少し始めておくか、とファイルを開こうとしたのだけれど、該当するメールが見当たらない。てことは … ああ、やっぱりそうだ。一番初めのメールは外出先で、ＰＣからの転送を携帯で受信した。肝心のファイルが添付されたメールは、私の携帯からの返信に対する返信として送られてきたため、添付ファイルが削除されてしまっていたのだった。たまにあるんだよねぇ。携帯で受信したメールは一見、ＰＣからの転送と区別がつかないから。…ん？ 自分の携帯のアドレスとＰＣのアドレスとを区別なく同じ名前で登録しているからいけないのか！ 別の名前で登録すれば、宛先で携帯に届いたかＰＣに届いたか分かるはずだよね。ああ、もっと早く気がつけばよかった！
先方にファイルの再送をお願いしたものの、日曜日の午後にそんなお願いをしたところですぐに届くはずもなく、中断していた元の仕事に戻る。行き詰まるたびにアルパの練習やらレース編みやらと現実逃避を繰り返しながらも、どうにか仕事を続けるうち、もう日付も変わろうかという時間になって問題のファイルが再送されてきた。中身を確認すると、ううう、６ページって言うから１日でできる分量だと思って引き受けたのに、最後のページにおそろしく細かく複雑な図表が…。やられたなぁ。とはいえ内容を確認せずに引き受けてしまったのはこちらの手違いだから、今さら断るわけにもいかない。こんな図表が入っているなら入っていると最初に言ってくれないと、と言いたいところをグッと押さえて、一般的に日本語の図表を英訳すると、ひとつひとつの項目が原文より長くなって指定の場所に入りきらない場合が多いので、かなり小さいフォントにせざるを得ないことを先方に伝えると、その返信でさらに追加の依頼をしてきた。ちょっとちょっと、それは無理だって。やりかけの仕事が分量が多くて決して余裕しゃくしゃくではない状況ながら、どうしてもって言うから無理を承知で引き受けた仕事に面倒な図表がついていて、それだけで予定外なのに、さらに追加って。ページ数が少ないからこそ、忙しい状況ではあるけれど優先的に対応すると最初に伝えてあっただけに、ちょっと強引なんじゃないの？ とさすがにカチンときてしまい、図表だけで予定外なのに追加は無理、と図表に対する苦情もほのめかしつつ返信してみると、シンプルに 「了解しました」 という返事。う〜ん、イマイチ伝わっていないな。まぁ、仕方ないかぁ。
そんなこんなで、結局それほど仕事がはかどらない不毛な１日であった。はぁぁ〜。
