まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

浮かし織り … もどき?

maru992007-07-04

夕べは朝5時までの Day Break を最後まで聴くのをあきらめて4時近くにベッドに入ったというのに、眠いからそうしたはずがベッドに入った途端に目が冴えてしまい、結局5時近くまで寝つけなかった。なので起きたのは11時近く。体内時計が狂いまくっているせいなんだろうなぁ。


ケータイに何通かメールが届いていて、そのうちの1通は昨日トマトバジルのパンをおすそわけした着物のお店の担当さんからだった。「美味しかった〜!」 とそこまではよかったのだけれど、「ポテトも入ってて」 って、いやいや、入ってないです〜。差し上げた時はアツアツだったものの、帰ってから息子さんと一緒に食べたそうだから、温め直さないでそのまま食べると、冷めたモツァレラチーズの食感がポテトに似ていたのかもしれない。朝食兼昼食として温め直して食べたら、モツァレラチーズが焼き立てと同じようにトロトロで美味しかった♪


飲み会のお誘いメールもあったのだけれど、あいにく今日は映画2本立て。5月1日のBABELを最後に6月は1本も観なかったから、今月はその分までたくさん見ようかと。選んだのは 「憑神」 と 「パイレーツ・オブ・カリビアン3」。上映時間の都合でこの順番になった。


憑神」 は、「どろろ」 の妻夫木聡が良かったから見ておこうかな、というぐらいの軽い気持ちで、期待度はそれほど高くなかったのだけれど、なかなかどうして面白かった。疫病神や死神までがいつのまにか好意を寄せてしまう主人公彦四郎の純粋さや優しさが自然ににじみでていて、なにより爽やか! 酔っ払って千鳥足の場面はイマイチで、酔っている感じはまったくしなくてロボットみたいにぎこちなかったけれど、気になったのはそこだけ。母親役の夏木マリ、兄役の佐々木蔵之助、兄嫁役の鈴木砂羽がそれぞれにいい。家族として長年一緒に暮らしてきたという生活観と一体感がある。このところ引っ張りだこの香川照之蕎麦屋の親父を軽妙に演じ、普段あまりいいと思ったことがない江口洋介も意外に勝海舟の役にはまっていた。西田敏行も、西遊記猪八戒の頃は好きだったのにその後だんだん苦手になってしまっていたのが、この作品では大いに笑わせてもらった。疫病神は関取姿の赤井英和。死神は実写版の 「ちびまる子」 でまる子を演じた女の子。映像も美しく、余韻の残る作品 … と思いながら迎えたエンディングで、いきなり現代に戻って原作者の浅田次郎が素顔で出てくる。この部分はいらないだろう! せっかくの余韻が消えてしまったぞ。


わずか10分の間にトイレを済ませ、小腹が空いたのでホットドッグを買い込み、「パイレーツ・オブ・カリビアン3」 のシアターへ。封切から1ヶ月以上も経っているのでさすがに満席とはいかないものの、200人以上入るシアターが3分の2ぐらい埋まっていた。1も2もそうだったけれど、撮影がさぞかし大変だっただろうと思わせる場面の連続。アクションにつぐアクションの中にしっかりドラマも用意されているのが憎いところ。スピーディーに展開しながら、あちこちに遊び心が見え隠れするのはさすが。スケール感はシリーズ最高なんじゃないかな。圧巻。1から3までの間に一番変化 (成長?) したのはキーラ・ナイトレイ演じるエリザベス。最初はお嬢様っぽかったのに、すっかり海賊の生活に慣れた凛とした美しさ。2時間40分があっという間で、エンディングが近づくにつれて 「ああ終わっちゃう〜」 と残念に思ったぐらい。クレジットが始まった途端に隣りのカップルは席を立ってしまった。その後に10年後のオマケがあったのに!


シアターと同じ階にあるレストランに初めて入ってみると、映画の半券があると1割引きだった。海老ワンタン入りの薬膳ラーメンとやらを注文してみたところ、海老がプリプリしていてなかなか美味。もっと早く入ってみればよかったなぁ。


スタバに落ち着いて、まずは2本の映画のパンフをそれぞれにざっと斜め読みして、それからおもむろに訳文を広げる。一昨日のうちにひととおり訳し終えていたのに、見直しもしないでほったらかしになっていた。見直しを始めてすぐ、まさにその案件の先生からメールが入ったので催促かと思いきや、同じ案件で追加の書類が来るとのこと。へいへい、あと1週間もすると大物が来ちゃうけど、今のうちなら大丈夫。


帰宅したのは10時すぎ。なにげにミクシィをのぞくと、イッセーさんの8月クエスト公演に関する話題が…。予約、したよね? サイトでチェックしてみると、予約した形跡がない。えっとえっと、まさか〜、と焦りながら郵便物をチェックしてみると、が〜ん、優先予約のハガキを返送していなかった! このところ東京での公演は逃したことないのに〜! ショック。


今日はもうどうしようもないので、気を取り直してお風呂を済ませ、すでに日付が変わってから手織りを始める。教室で糸を張ったきり手付かずだった。織り始めはどうしても試行錯誤で織ったりほどいたり。今回もそうで、3時近くまで織ったものの左右の端だけ目が詰まってしまったので、思い切って全部ほどいてイチからやり直し。今回の課題は 「浮かし織り」 で、織りながら別糸で模様を入れていくのだけれど、ごく普通に織ってから別糸でクロスステッチみたいに針で刺していっても見本と同じになる。それでいいのかなぁ。このやり方は 「浮かし織り」 ではないような気が…。6時近くまで織って、お花の模様がようやく3つ♪