まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

幾何学模様

maru992007-03-28

このところずっと1日のスタートが遅いので、午前中から出かけるとなると途端にバタバタしてしまう。めざすは下北沢。久々の本多劇場で、加藤健一事務所 「特急二十世紀」 千秋楽。歌舞伎を観るようになってから、それまでよく観に行っていたいくつかの劇団からどんどん足が遠のく中で、もう二十年以上もずっと観続けている。開演10分前に到着。今回はラッキーで最前列だった。スピーディーな展開に笑いっぱなし。2時間5分の舞台があっという間。楽しかった〜っ! いつもながら加藤さんの舞台はパワフルで、ハートフルで、観ているだけでこっちまで元気になってしまう。劇団員を役にあてはめるのでなく、ひとつひとつの芝居ごとに役者を集めてくる形式だから、それぞれ実にはまり役で、それでいてバラバラな印象はまったくなくチームワークも絶妙。すごいなぁ。歌舞伎は別にして、演劇の世界ではイッセーさんと加藤さんが私のとっておきのスペシャル。
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終演後、いつもは駅前のドトールでコーヒータイムなのにあいにく建替え中。とにかくコーヒーが飲みたくて延々歩いてしまった。あちこち散策したら楽しいお店がいっぱいありそうだと思いながら、普段はつい劇場と駅との往復だけになってしまい、なかなかこの街に詳しくなれない。ようやく見つけたカフェでひと休み。観てきたばかりの舞台のパンフレットを隅から隅まで読む。混んできたので読み終えたところで店を出て駅に戻ると、ドトールの向かいの路地をちょっと入ったところにスタバができていた。気づかなかったなぁ。こんな近くにあるなら延々歩かずに済んだのに!


幸い今月はこのまま仕事をしなくて済みそうな気配なので、帰ってからは手織りに専念。もう半分ぐらい織り進んだところで、織り図の指示の最後の1行を見落としていたことに気がつく。何種類かの模様のパターンを組み合わせたもので、「それぞれのパターンを10cmずつ」 と書かれていたのに、織り図に記載されていた段数ごとにパターンを変えてしまった。く〜っ! いまさら織り直すのはとてもとても大変だし、ほどくと糸もよれよれになってしまうので、そのまま最後まで織り上げる。いずれにしても奇数整経の復習もかねてもう1枚織るつもりでいたから、これはこれでよしとしちゃおう。だんだん手が慣れてきて、左右の端がきれいにそろうようになってきた。へへっ。