窓の外が明るくなり始めるまで寝付けなかった。生活が不規則だからだろうなぁ。当然、起きるのも遅くなって、１１時すぎ。ネットでひととおりのルーティーンを済ませてから着付けを始める。なにもイッセーさんのライブに着物で行かなくたって、と思わないではないものの、たまたま夕べ、明日は何を着ていこうかと考えあぐねていたとき、ふと思い出しのがイッセーさんのイラスト入りの手ぬぐい。前にベージュの菊五郎格子の手ぬぐいを半衿代わりにしてみたことがあって、他人の目はともかく自分としては面白かったので、イッセーさんの手ぬぐいも同じように折りたたんで合わせてみたら、これが意外に違和感がなかったものだから、がぜん着物で行く気になったのだった。
予定よりちょっと早めに家を出る。というのも今日からＰＡＳＭＯがスタート。ウチから都心へ出るにはＪＲ→千代田線→ＪＲと改札を通らずに乗り継ぐので、ｓｕｉｃａとパスネットの両方を持っていても切符を買わなければならないのがとてもとても不便だった。それがＰＡＳＭＯを使えば、多少割高になるものの、とにかく切符はいらなくなる。この日を待っていたのよぉ、と勢い込んで駅に着いたら、あれれ、ＰＡＳＭＯなんてどこにも売っていない。きいてみると、ＪＲの駅では売らないんだって。なんじゃそりゃ。
仕方なく切符を買って赤坂に向かう。今日のライブはいつもの原宿クエストではなく、赤坂に新しくオープンしたレッドシアターというところで、約１８０席ほどの小さな空間。劇場のサイトで調べた地図はごくごくシンプルで、赤坂駅から徒歩６分。ところがところが、方向音痴の私にとって赤坂という場所はほとんど迷路同然。ちっとも地図と一致しないんだもの！ チラシを配っていたオネエサンにきいてみても新しい劇場だから知らなかった。でも私のように地図の読めない人ではなかったので、今いる場所と劇場の方向を教えてくれて、１５分近くかかってようやく到着〜。早めに道をきいてよかった。
いつもにも増して濃いネタぞろい。２週間に及ぶ公演の最終日で、終了後に演出家の森田雄三さんのトークという特別なオマケがついた。この劇場はロビーがとてもせまくて、販売されているグッズもごくごく限られていたので、終了後のサイン会にはチラシやらチケットやらにまでサインをしてくれていて、自分の持ち物を差し出す人も。私も便乗して、愛用の 「ほぼ日手帳」 にサインしてもらっちゃった。ＤＶＤとかブックカバーとか、そのつどサインしてもっているのは、サインそのものがほしいというよりイッセーさんとお話したいがため。握手してくれる手が大きくてあったかいんだぁ。半衿は、特に女性のスタッフさんに好評でした♪
帰りに赤坂駅でＰＡＳＭＯを購入。ところが改札でいきなりエラーになった。ｓｕｉｃａが同じ定期入れに入っているとエラーになるんだって。あれこれめんどくさいのね。
いつものスタバで英訳の見直しをしようと思ったんだけど、着物でスタバのテーブルに向かっても、なんかこう、イマイチ仕事モードにならないのね。不思議。でも帰ってからもあんまり集中できなくて、ついついアルパを弾いたりネットで遊んだりして、ほとんど見直しが進まなかった。明日は頑張るぞっと。
