まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

再びクエスト

maru992006-08-25

今日の大事な仕事は同期会の出欠案内通知の作成。すでに住所録もハガキのデザインもできあがっているのだから、プリンタですいすいできちゃうとタカをくくっていたのだけれど、そう簡単にはいかなかった。というのも、住所録は各クラスの名簿もかねているので、住所不明の人もハガキを出す必要のない幹事も入っているから、まず印刷するかどうかのチェックマークを入れていかないといけない。基本的には前回とほぼ同じ枚数で、確かハガキを出した人数は125人前後ときいた記憶があったから、用意したハガキは130枚。ところがまずこれが大きな勘違いで、どうやら125人というのはハガキが返ってきた枚数らしい。全学年189人で、住所不明は19人だけ。幹事15人を除いても、ほぼ1クラス分ハガキが足りない! どうしてハガキを買う前に確認しないかなぁ、と自分にツッコミを入れながら郵便局へ。ここでも折ったのとそうじゃないのとどちらがいいかをきかれ、折ってないのを選択すると、投函する時に折り目がしっかりしていないと誤配の原因になるので、輪ゴムで止めて投函して下さいって。なるほどねぇ。もしかするとこのアドバイスを受けるために郵便局に行くようお導きがあったのかもしれない … と無理やりプラスに考えようとしてみたり。


確かに、折り目がなくまっすぐな往復ハガキの方が印刷はスムーズだった。ところが、まっさらの往復ハガキを1枚ずつ折るのは結構大変な作業。一方、最初から折ってあった方は、1枚ずつ広げてまとめてプリンタに入れるまでが手間がかかるだけじゃなく、折り目の部分が盛り上がってしまうためにうまく巻き込んでくれずに、普通なら50枚までスタックできるはずのハガキを10枚程度まで減らさないと給紙エラーになってしまう。減らしてもエラーが出ることもしょっちゅうで、コンビニで買った80枚分がエラーとの戦い。その結果、印刷ミスで使えないハガキは1枚も出さずにすんだものの、155枚の印刷と折ってまとめる作業が完了したのは5時20分すぎ! 同期生宛ての出欠ハガキだけじゃなく、先生方への書状形式の通知もすべて余裕で準備してから、5時前に家を出るつもりでいたのになぁ。大誤算。


6時オープンのクエストに6時半頃ようやく到着。それでもフリードリンク&フリーフードはどんどん追加されていて、サンドイッチとおいなりさんでおなかいっぱい。白玉団子のデザートは、前回のずんだ餡からクルミ餡に変わっていた。芸が細かいなぁ。auでイッセーさんの着ウタ・着メロのサービスが始まっていて、スタッフさんに聴かせてもらった。あの名曲 「246へ出ましょう」 が自分のケータイから流れるなんて! ドコモはなかなか許可がおりないんだって。頭が固いからねぇ。端末は今のがすごく気に入ってるんだけど、コンテンツでは断然auの方が面白そうなのよねぇ。まだ買い替えたばかりだから当分はこのままだけど、もし買い替えを考えている時期だったら、きっとドコモからauに乗り換えてただろうなぁ。


前回と同じ最前列だけど今日は右端近くで、小松政夫さんが着替える場所のほぼ真ん前。イッセーさんのひとり芝居では、同じキャラが再登場するたびに格段に進化していて驚かされるのが常。それがイッセーさんと小松さんのコンビもまったく同じで、前回より明らかにパワーアップしていた。前回も十分に面白かったけれど、今回のを観ちゃうと、前回はまだお互いに探りあいをしていたように思えてくる。それが今回は、それぞれ十分に相手の領域まで入り込んで、新たな結束というか、もう何十年も一緒に芝居をやり続けてきたかのような自然さと、ほんのひとことで芝居がどう変化していくか分からない面白さと、そしていつもながらのリアリティと。いやぁ、もうサイコー! 実に密度の濃い4つのスキットの中で、特に好きだったのは一番最初のキャバレーの呼び込み編。2人とも呼び込みなんだけど、小松さん演じる元テキ屋のベテランは、ピンクの背広に赤いラメ入りの蝶ネクタイで、イッセーさん演じる高飛車な若手がどんな失礼な発言をしても常に笑顔を絶やさない温厚な人柄なんだけど、きっと口では言えないような修羅場をたくさん越えてきたのだろうと思わせる懐の深さと、どこか哀しさがあって、なんともいえない人物像。ウクレレを弾きながら即興で歌まで歌っちゃう。この歌がまたいいのよねぇ。


3つめのスキットでは小松さんが紺の作務衣に麻の葉の柄の手拭を頭に巻いて、売れない小説家の設定。イッセーさんの一人芝居は作務衣で行ったのに、今日はなんとなくそんな気になれなかったのは、何かのサインが届いていたのかしらん。もし今日も作務衣だったら、着替えてい時に目があっちゃうような至近距離だったから、バツが悪かったかも。


大満足の終演後、小松さんのエッセーが出ていたので購入し、サインをしてもらった時、小松さんの腕に擦り傷があったので 「どうされたんですか?」 ときくと、「これねぇ、昨日、自転車で転んじゃって。ほら」 と指差したアゴには絆創膏。あら! 舞台ではちっとも気づかなかった。とっても気さくで素敵だった〜。


10時半すぎに帰宅して、急いで先生方への同期会の通知を作る。先生方には封書で送るので、往復ハガキじゃなく、官製ハガキを買ってきた。往復ハガキ用に作った通知の設定を変更して、ハガキの作成はスムーズに終了。地図も通知の本文も印刷した。さて、封筒。ん? 封筒? 考えてなかった! いつも請求書の送付に使っている封筒はハガキが入らない。ウッカリしちゃったなぁ。机のあちこちを引っかき回して、どうにか集まったのが6枚。必要なのは7枚。ううう。あ、グリーティングカードに封筒がついてるか、と思いついてカードのストックを引っ張り出してみる。柄がついてるばっかりだなぁ。かろうじて白の無地を1枚だけ見つけた。よしよし。ところが、このなけなしの最後の1枚がプリンタにつまって隅が黒くなっちゃった! どうしてこういう時にこういうエラーが起きるかなぁ。再びグリーティングカードのストックをあさってみたけれど、無地はもうピンクのしかない。いいや、女性の先生にこれで送っちゃおう。ハガキも準備不足だったのに、結局封書も同じことになっちゃうのね。情けない〜。


すでに日付が変わってしまい、このところ寝起きの時間がグチャグチャだったから、明日の歌舞伎座が不安だ〜。