まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

劇場ロビーにて

maru992007-06-10

9時起床。10時からの7月歌舞伎座予約に備える。ネット予約が始まってからしばらくはスイスイとスムーズだったから、アクセスが集中してつながりにくくなった当初は焦ったりもしたけれど、もうさすがに慣れてきて、ああまたか、と思いながらリロードを繰り返す。一度アクセスできればあとはスムーズ、のはずが、日付や席の種類を指定していざチケットを押さえる段になってフリーズ。待てど暮らせど画面が変わらない。仕方がないのでその画面はそのままにして、別のタブで新たにアクセスしようとしたら、これがまたつながらない。ああもう! どうにかこうにかつながった時には千秋楽のチケットは4列目。最初につながった時点でゲットできていればもっと前の席があったかなぁ、と思うとちょっと悔しい。


見直しが終わった状態で放ったらかしだった和訳の修正をようやく終えて送信。指定の納期にはまだ2日ほどあるけれど、もともと3日もあれば終わるはずの案件に3週間近くもらっていたので、本来ならもっと早くに遅れるはずだったのを納期に余裕があるのをいいことに急ぎの案件を優先させていたから、予定よりはるかに遅くなってしまった。それでもひとまず仕事がはけて、気分爽快〜!


ゆっくりしているヒマはなく、ひどい雨の中、三軒茶屋に向かう。今日はいつもの原宿クエストでなく、世田谷パブリックシアターでイッセーさんと小松政夫さんのライブ。この劇場は、まるで洞窟に入り込んだかのような不思議な雰囲気があって気に入っている。劇場の規制があるのか、クエストでの縁日のようなフリードリンク&フリーフードはない代わりに、チケット1枚で1回クジ引きができて、イッセーさんのイラスト入りTシャツや他にもいろんなグッズが当たる。毎回いろいろ工夫してくれるところが楽しいのよねぇ。でも私はめっちゃクジ運が悪いから、ドベの4等。よりどりみどりの駄菓子の中から1つ選べるというので 「たべっこどうぶつ」 をもらった。


実は今日は来るのをためらっていた。昨日の油絵は休めば迷惑がかかるし、行けば行ったでいつもどおりに過ごしたものの、やっぱり常に入院中の彼女のことが頭にあって、次から次へとイベント目白押しのスケジュールがなんとなく後ろめたい気もするし、なによりいつもどおりに笑えるかどうか分からなかったし、笑えなかったらなんだかイッセーさんにも申し訳ない気がしたし…。でも、そんなふうに考えてしまうことを彼女が喜ぶはずはないんだよね。それはよく分かってる。分かっていながら、自分の中でうまく消化できていない。


そんなグチャグチャな思いを抱えたままで、前から5列目ほぼ中央の席に座る。果たして、イッセーさんと小松さんが繰り広げる絶妙な笑いの世界に抗えるはずもなく、いつもどおりに爆笑している自分がいた。スキットとスキットの間に、2人が舞台上で上手と下手に分かれて着替えと化粧をしている間、まったくいつもどおりの自分にさらに複雑な思いがする一方、笑いには癒しの力があることを強く実感する。笑ってるうちに自分の中にムクムクとわきあがってくるものがあって、それは元気だったり幸せパワーだったり、思い切り前向きのプラスの作用なんだよね。彼女が元気になったら一緒に見て一緒に大笑いしたいなぁ…!!!


そういえばしっかり食事をする時間がなかった。最後のスキットの最中にお腹が鳴ってしまったのだけれど、小松さんは朗々と歌いながら時折ウクレレも弾き、イッセーさんはギターを弾きながらバイオリンも弾いてさらに牛の鳴き声まで笛で出しながらコーラスをつけるというにぎやかなステージで、爆笑につぐ爆笑だったから、お腹の音は誰にも聞こえなかったみたい。小松さんの歌は時々リズムを無視して走っちゃうんだけど、イッセーさんもすっかり慣れた様子でギターの伴奏で絶妙にフォロー。かと思えばイッセーさんが小松さんに容赦なくツッコミを入れる場面もあって、照れる小松さんが可愛かったり。終演後、購入したポストカードにイッセーさんのサインをもらう。彼女に送ろうかな♪


劇場のすぐ近くに 「オリーブの木」 があったので、パスタを注文。「アンケートにお答え下さい」 と用紙を渡されたので正直に 「ソースの味はとっても好きだけどちょっと油っこい」 と書いてきた。


さて、しばらく怒濤のような忙しさだったけど、ひとまず仕事もはけて、明日は久々に何の予定もない。たっぷり寝てやる〜っ!