まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

M=マロンロゼッタ

maru992006-09-12

ほどほどの時間に起きて、同期会の出欠確認結果の整理。宛先不明で戻ってきたうち中学卒業時の名簿と異なる住所に送った6人の分は実家に再送したのだけれど、そのうち2通がまた戻ってきてしまい、自分の愚かさを知る。すでに嫁いで名字が変わっている女子の実家にそのまま再送したら、宛先不明は当然なのであった。とはいえ旧姓で送るわけにいかないから、「○○様気付」 として旧姓を表示すればいいのかな。2通のうちの1通は、中学時代、家が近所で毎朝迎えに来てくれたセッちゃんで、お互いの家を行き来していたから、名簿にのっていた実家の電話番号にかけてみることにした。私のこと、もう忘れちゃったかなぁ。ドキドキ。果たして、電話の主は聞き覚えのない声で、すでにセッちゃんの家ではなかった。が〜ん。あきらめきれなくて、104で住所から調べてもらったけど、その住所に該当する名前はなかった。ショック。3年半前の同期会の後、自分が住んでいた辺りを歩いてみた時、なつかしく見つめたセッちゃんちがもうないなんて。


そうこうしているうちに、気がつけば1時を回っていて、朝から固形物を食べていなかったので、簡単パスタで腹ごしらえ。アタフタと着替えをしてダッシュしたけど、2時15分からのパン教室に数分遅刻してしまった。もう生地をこね始めている人もいる。ただでさえおっちょこちょいなのに遅刻で焦ると、自分でもビックリするようなことをやらかしてしまう。「粉だけ計量しておきましたから」 と渡されたボウル。計量した生地を2つに分けて、大きなボウルにイーストその他を入れてまぜた後、小さなボウルの生地を加えるという手順はもう最初からずっと変わらないのに、先生に計量させちゃうなんて初めてだったから焦ってしまい、小さなボウルに入った生地を2つにわけずにそのままイーストその他を入れてしまい、まぜようとし気づいてあわてて別のボウルに半分とり分けたものの、小さなボウルの方でまぜ始めてしまった。違〜う! 「今日は粉が少なめだから大丈夫大丈夫」 って先生、笑いをこらえてるしぃ。


今日はMでマロンロゼッタロゼッタというのはイタリア語で小さなバラのことだそうで、花の形になるように、生地を6分割して、丸め直した生地を直径15cmの丸い型の真ん中に1つ、周囲に5つを均等に置く。以前、エンゼル型で同じように均等に置く形だった抹茶パンの時、分割がいいかげんで、いちばん大きかった生地だけポコンと盛り上がってしまう失敗をしたので、今回は分割を慎重に。290gを6分割だから1つ50g弱のはずなのに、どうして1つ50g見当で分割したのに生地が余る?! ええい、見かけはそれほど大小がないから、余った生地を6つに分けてそれぞれに足しちゃえ。… こういうところに性格が出るなぁ。でもいじくりすぎると生地を傷めちゃうし。生地の中には小さな角切りにした栗の甘露煮を巻き込んである。1個を半分に切って取り分けておいた形のいい栗を真ん中の生地にのせて、あとは焼くだけ。いいかげんな分割の影響は思ったより出なくて、形はまずまず。飾りの栗がハート型に見える。「細工したの?」 まさかぁ。偶然ですって。


いつもならパン教室の後レストランコーナーですぐ試食をするんだけど、今日はまだパスタでお腹がいっぱいなのでパス。スタバで書評の本を読み始めたものの、同期会の関係や今週末の絵の教室のことなどでメールが相次ぎ、ほとんど読めないまま、マッサージの時間。仕事が落ち着いているせいか肩のコリはいつもほどじゃなかったけれど、その分、足がパンパンだった。スピリチュアルにこっているスタッフさん、オーラを見てもらいに行ったら、なんと前世は卑弥呼の周囲で働く女官で、時代を下ると伊勢神宮の巫女だったこともあると言われたそうな。卑弥呼の時代まで遡るって、本当だとしたらすご〜い経験豊富な魂ということになる。さらには、「角がはえてる」 と言われ、角があると怒りっぽいから、「折っておくね」 とその場でポキンと折ってもらったと素直に喜んでいる彼女。う〜ん、私もスピリチュアル関係は好きな方だけど、どうなんだろうか〜。お金をつぎ込むようなことだけはしない方がいいよ、とだけ言っておいたけど…。


帰宅すると、同期会の返信が3通。そのうち1通は、2年間同じクラスだったYクンからで、彼にはよくイタズラされて、家庭科だったか理科だったかホウ酸を使う授業で … いや、単に掃除の時間に理科室かどこかから彼がホウ酸を持ち出したんだったかなぁ … 記憶があいまいだけど、彼がふざけてまき散らしたホウ酸が私の目に入り、ヒリヒリして真っ赤になって、大騒ぎになったことがある。先生にもさまざまなイタズラをしかけて、しょっちゅう授業が中断してたっけ。高校卒業後に競輪選手になり、父親と弟も競輪選手という珍しい競輪一家。11月の予定は10月末まで分からないそうで、「メールくれ」 となつかしい字で書かれていたので、併記されたアドレスにメールしてみると、今年の6月で選手を引退して今は警備員の仕事をしているそうな。そんなに最近まで走っていたなんてビックリ! その後なんどかメールのやりとりをした。相変わらずおもしろいヤツ。返信先を私にしたので、親しかった人は私個人へのメッセージを書き込んでくれることがあって楽しい。幹事の役得?


お風呂の中で、飯田譲治NIGHT HEAD」 第4巻を読み始めたら止まらなくなり、とうとう最後まで読んでしまった。すでに2時を回っている。そのあとさらにベッドの上で書評の本を開き、まぶたが重くなってガマンできなくなるまで頑張ったけど、30ページぐらいしか読めなかった〜。