まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

上の白いのは塩の粒

maru992007-02-23

もう生活時間帯がグチャグチャで6時すぎまで寝付けなかったから、生協の宅配が来たのも気づかず昼過ぎまで寝てしまった。いかんいかん。携帯電話の着信ランプがピコピコ。まだコンタクトレンズも入れていない目でチェックしたら、私がのんきに寝ている間に仕事のメールが4通も入っていた。ひょえ〜っ。急いでPCを起動して、ウォームアップの間に身支度を済ませる。自業自得とはいえ慌しいったら。


4通のうち3通までは同じ先生からで、私が返信しないものだから何度も届いたわけではなく、それぞれに内容が違う。この先生、何かと気を遣って下さるとってもいい方なんだけど、依頼から受注までがどうもスムーズにいかない。翻訳サイドで知りたいのは、どの書類のどの部分をいつまでに訳せばいいのかということだけなのに、最初に依頼のメールが来てから何度もメールをやりとりしないと依頼の内容が確定しない。クライアントの意向が定まらないうちに連絡してくるせいもあるのだけれど、書類がなかなか届かなかったり、届いた後も全訳なのか部分訳なのかハッキリしなかったり、書類に修正が入る予定があるとかないとかあれやこれやと…。その間に別口から依頼があっても、この先生の案件の予定が立たないと安易に引き受けるわけにいかないのが一番困る。今日もそのパターンで、この先生の40ページが宙に浮いている状態で別口から70ページ強を10日ほどでという依頼。専念できるならどうにでも対応可能な分量なのに、40ページもゴーサインが出れば急ぎという案件だから、70ページすべてを引き受けるわけにいかず、半分に減らしてもらった。いつもこうだと困っちゃうなぁ。


双方とメールのやりとりが続いて、書類の受渡しもあるから携帯電話というわけにいかず、会議やらなんやらで忙しいらしく途切れがちな返信を根気よく待っている間に外は真っ暗。ようやく一段落したところで買い物に出る。待っている間に明日の油絵教室に持参するケーキのレシピを決めて、カラメルソースを手作りする手間を省いて市販品に頼ろうとカルディへ。ところが意外にも置いていなくてガッカリ。ついでに腹ごしらえを済ませた後で、ダメもとでヨーカ堂の売場をのぞいたら、あ〜るじゃないか、カラメルシロップ。ソースもシロップもおんなじおんなじ。


ちょっとだけ、とスタバに寄ってタティングレースの続きをやっていたら、「あ! タッチングですね?」 とスタッフさんにきかれてビックリ。知ってる人があまりいないんだもの。彼女も以前はまったことがあるそうで、私と同じでいろんな手芸を次から次へと楽しんでいるそうな。こんなところで同好の士と出会うとは。


9時近くに帰宅して、まずはケーキを焼く。「塩味のキャラメルケーキ」 という珍しいレシピ。まずはバターを計ろうと、箱から出したばかりの200gのバターを目分量で半分にしてデジタルの計りにのせたら、47g。ん? そんなはずないよね。スイッチをオンオフしてもう一度。49g。んんん? 電池切れか? 新しい電池で再挑戦。48g。えええ。いきなり壊れちゃった? そんなぁ。他にもグラム数が明示してあるモノをあれこれ計ってみたら、どうやらほぼ半分の重量が表示されているらしい。どんな故障やねん。ケーキやパンは計量が大事なのに、大丈夫か???


最初につまずくとあとあとまで響いてしまうのがいつものパターン。バターと砂糖をすりまぜたところに卵を加えていく途中、ちゃんと少しずつ加えながらその都度よくまぜたのに、すっかり分離してしまい、粉をまぜても戻らなかった。これは計量のせいじゃないよなぁ。卵とバターに温度差があったかもしれない。く〜っ。どうみても失敗なんだけど生地のまま捨てるわけにもいかず、とりあえず焼いてみる。焼き上がりはそれなりだけど、まさかこれを持っていくわけにはいかない。仕方なく再挑戦。時間をかけて卵とバターを室温に戻す余裕はないので、電子レンジの弱であっためて調整。それでも分離しそうになったので、いちはやく粉をまぜてどうにか回避。うんうん、今度はうまくいきそう。生地に最初から塩が入っているのに、10分ほど焼いたところでさらに粗塩をふる。どんな味がするのかなぁ。あ、失敗作は食感は悪いかもしれないけど味は基本的に同じはず。怪我の功名ってヤツだな。食べてみると、これが意外に、ひと目で分かるぐらいに分離していたとは思えないというか、失敗作だなんて分からないぐらい。へぇ〜。ほのかにしょっぱいのに、キャラメル風味によく合って、おもしろ〜い!


そうこうしている間に仕事のメールがさらに2件。1件は例の先生からで、明日まで届かないはずの書類が届いていた。2ページ。思ったよりずっと短かった。もう1件はまったく別口からの新しい依頼で、もう手一杯だよぉ、と思いながらファイルを開いてみたらわずか1ページ半。これじゃあ断れないよなぁ。すでに日付は変わっている。でも明日は油絵の教室だし、その次の日は歌舞伎だし、2ページと1ページ半だし…。ええい、やってしまえ、ということで2件とも片付ける。2件目を送ろうとメールソフトを立ち上げたら、70ページを半分にしてくれた先生から3時半すぎに参考書類が届いていた。この時間に働いているのがちっとも珍しくない業界なのよねぇ。


すでに5時半近いのだけれど、なんかもう目が冴えちゃって眠れそうにない。明日の支度でもしておこうとしたら、あれれれれ、絵筆が見当たらない〜っ! 教室に置き忘れてきたかしらん? まったく記憶がないっ! いつまでたってもおバカが治らないわ〜。ガックリ。