まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

まだ青々

maru992006-07-15

7月15日。伯母の誕生日だ。仏壇はあっても、日頃ち〜っともその前に座ることさえしていないからなぁ。毎日朝晩お水を取り替えご飯をあげていた伯母からしてみたら、と〜んでもない無精者。ごめんねぇ。


今日も朝から暑くてエアコン始動。それでもなかなか仕事のエンジンがかからずに、あれやこれやと現実逃避をしているところへ、マンション管理会社の担当さんから電話が入る。1階の庭の一部が陥没したという報告が最初に入ったのがもう何ヶ月も前。早急に対応してくれるよう再三要求してきたのだけれど、結局はお金の問題で、検証と対策にかかる費用の負担について系列の建設会社と管理会社との間でなかなか折り合いがつかず、今日まで放置されてきた。それがようやく建設会社側の全額負担に落ち着いて、他にも陥没のおそれがある箇所はないか調べたところ、1箇所ボッコリと穴が開いてしまったので、確認しに来てほしいという知らせ。「じゃあすぐに行きます」 と答えたものの、着替えなくちゃいけないし眉も描かなきゃいけないし、とバタバタ。暑い中を作業に来てくれているのだから、と冷蔵庫にあったペットボトルのお茶と紙コップをいくつか持参する。新たに陥没したのは1件目とは別のお宅で、ひと目見てその深さにビックリ。掘り返した部分には、ほんの十数センチの厚さの土の層を残して、その下がボッコリと空洞になっていて、底には水がたまっている。大人でも踏み抜いたら腰のあたりまではまってしまいそうな深さで、もし子供がのぞき込んで頭から落ちたりしたら、と想像するだけで背筋がゾッ。何も起こらないうちに発見できたのは不幸中の幸いだった。空洞部分は地下水で土が流された結果だという。対策として空洞部分をコンクリートで埋めるというのだけれど、その部分を埋めたら地下水が別の方向に流れて、そっちに空洞が生じるんじゃ? 「今回は応急措置ですから」 って、今後どうするつもりなのか、まだ先が見えていない。過去10年近くの間に徐々に進んだ地盤沈下が原因らしいのだけれど…。不安。


何人かの業者さんでさらに検証作業進められていく中、新たに陥没が見つかったお宅の奥様と立ち話をしながら、このままずっと見ているのもなんだし、かといって理事長として呼ばれたのに途中で帰るのも無責任なようだし、と迷っているところへ、ゴロゴロと鳴り、雨が降り出した。不幸中の幸いというか、今日の作業には雨の影響がないそうなので、この雨を機に部屋に戻る。これから数日作業が続くから、また呼び出しがあるかもしれないな。


思いがけないことに時間をとられると、その反動で仕事へのモチベーションが高まる。まずは短い2ページを早々に終わらせて送ってしまい、次に長い契約書に取り掛かる。どうも最近スタートまでに時間がかかるなぁ。その結果、ノッてくる頃にはもう夜。途中で何度か、泳ぎに行こうかどうしようかと迷ったけれど、その分またずれ込んでしまうのであきらめ、日付が変わるぐらいまで仕事をする。BGM代わりのラジオで久々に、桑田さんの生歌ライブで 「いとしのエリー」 を聴いた。ラジオからでも、やっぱりライブはいいなぁ。ギター1本なのにCDとはやっぱり違うのよね。いい歌だなぁ、とあらためて思う。


お風呂の中で、昨日の続きを考えた。根無し草として生きることもそれ自体が 「学び」 なのかもしれないなぁ。でも根無し草としてのそこはかとない不安というのは、父に続いて母を亡くした時からずっと感じていたことで、不安とはいっても単に精神的な問題であって、それ自体が生活上、特に実害を及ぼすわけではないから、「学び」 の課題としてはハードルが低い。きっと他にも大きな課題が用意されているはずだと思うんだけど…。と、じんわりと汗をかきながら考えても考えても答えは出ない〜。