まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-09-02

お尻が痛くなっちゃうような椅子に腰掛け、上半身だけ斜めにベッドにもたれかかっていたら、わき腹がつりそうになったので、伯母が小柄なのをいいことに、足元のすきまに寝そべることにした。まっすぐ仰向きになるには私の発育がよすぎるので、身体を斜めにして、ベッドのポールが背中にあたる部分に枕を置くと、それなりに安定する。伯母の呼吸の音が変わったり、ときどき様子を見に来てくれる看護婦さんの足音が近づくたびに目が覚めるぐらいの浅い眠りではあったけれど、完徹するよりはずっといい。

少しうとうとして、6時頃に起床。伯母の顔をのぞき込んだら眼を開いたので、「寝られた?」ときくと、「寝られた」 としっかり答えた。表情もだいぶしっかりしてきたような気がする。尿の状態から腎機能も問題ないことが分かる。心臓の強さが伯母を支えている。

伯母の世代って、大変な時代を乗り越えてきた人たちだけに、一般的に身体が頑丈にできている。現在の高齢化社会もその結果であって、戦後の欧米型の食生活で育った私たちの世代が老人になる頃には、医学の進歩で入院してからの生存期間は延びるかもしれないけれど、健康に生活できる年齢は今ほど高くないんじゃないかという話を看護婦さんたちとした。

回診も済み、状態が安定しているので、一度家に帰ることにする。疲れているはずなのになぜかまっすぐ帰る気がしなくてあちこち寄り道しながら6時頃に帰宅。変に頭がさえて寝付けそうにないから、ゆっくりお風呂に入ってリラックス。

9時前にベッドに入ったら、意外にすぐに寝てしまった。11時すぎにケータイの着メロに起こされる。でもメールの音だから病院からの連絡ではない。再び寝る。ひたすら寝る。ZZZ…