朝イチで 「夕べの件よろしく」 と連絡が入る。７ページあって、イチから訳すとそれなりの時間がかかる書類だけれど、同じシリーズの別の案件のために作った参考訳というのがあって、これがほぼ８割近くそのまま使えた。あまりこなれた日本語ではなく、思わず直したくなる箇所もあったけど、すでにクライアントが承認して実際に使用している書類をむやみに直すわけにはいかない。内容が変わっている箇所のみの訂正という形になったので、２時間ほどで終了。
ファイルやメールの整理にアルパの練習に、とバタバタしていたら、次の書類の和訳を始める余裕はなく、３時半に家を出て国立へ。中央線がやけに混んでいてずっと座れず、でもそのおかげで寝入ってしまうこともなく、書評の本を読む。読む前に少なからず苦手意識のあった本が意外に面白くて得した気分。
ついこの間マッサージをしてもらったばかりなのに、また右肩がシクシクと痛くて、首もギクシャク。バンテリンがもうなくなりそうだから、国立の薬局で新しいのを買い、歩きながら右肩にすり込む。ちょっと多めに、スリスリ。
到着すると、ドアの向こうでモモちゃんの声。お迎えしてくれているのに、ゴメンねぇ。絵を描かせてもらっていながら、さわることもできないんだものねぇ。前々回の宿題は、右手の指遣いの悪い癖を直すのが課題で、ちょこまかとした動きで大きな音が出ない曲だったから、夜中でも右手だけの練習を時間を見つけては続けていたので、「よくなりましたよ」 と及第点。わ〜い。前回の宿題も、割とシンプルな曲だったので、とりあえず無事にパスして、新しい曲は、「泣きな〜さ〜い〜笑い〜なさ〜い〜」 の 『花』。楽しく弾けそう。
伸びきった髪を今日こそ切りに行こうと決めていた。もう１０年以上もお願いしている美容師さんは２箇所の系列店を曜日によって行き来していて、今日はメインの日比谷線沿線でなく千代田線沿線の日のはず。念のため電話を入れようとしたんだけど、今日はケータイを忘れて来てしまったので、国立駅前の公衆電話からかけようとしたら、「指定地域外のためおつなぎできません｣ って。フリーダイヤルって指定地域があるのね。仕方なく御茶ノ水まで行き、夕食を済ませてから公衆電話を探したんだけど、何箇所かあるのにぜ〜んぶテレカ専用！ テレカなんてもう持ち歩いてないよ〜。あきらめて改札を通ったら、構内にようやくコインＯＫの電話を発見。ケータイで便利になったけど、忘れるとそれだけでこんなに不便なのねぇ。
あいにく美容室も混んでいて、待っている間、持ってきてくれた雑誌を断って書評の本を読む。「待たせてごめんね〜」 いえいえ。せっかく時間を選ばないフリーなのに会社勤めの人で混む時間に来ちゃった私が悪いんだから〜。夏らしくいつもより短めにしてもらった。スッキリさっぱり。
レッスンは１時間弱だけど、往復に３時間プラス美容院１時間半で、夕食もしたから帰宅は１０時。またバンテリンをスリスリして、１時間ほど仕事をする。お風呂の中で思わずため息。どうしてこう余裕がなく慌しいばかりの１日になってしまうのだろうか〜。
