まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

Zakuro

maru992006-03-31

3月もいよいよ最終日。書類上は4月半ばの退職だけれど最後の出勤日が3月末だったので、独立して丸2年かぁ、と感慨にふける。


3時半ぐらいまで仕事をして、夕べ再び焼いた桜のケーキ4つをバッグに入れて家を出る。1つめは、マッサージサロンへのおすそ分け。続いて着物のお店に寄り、お店に1つ、今日で退職してしまう担当さんに1つ。ああだこうだと1時間近くオシャベリをして、6時半の待ち合わせに間に合うように日暮里に向かうと、改札の向こうにすでに3人おそろいで、ほどなくもうひとりも到着し、女5人で、いざ出発。


満開の桜の下を通って、谷中ぎんざをぶらぶら。風が冷た〜い! はじからはじまで一巡して、Zakuro というエスニック料理のお店に向かうと、ドアを開けた途端にイラン人の店長アリさんが 「かわいい〜!」 と迎えてくれた。女性客には優しく、男性客には 「早く帰って!」 と厳しく、メッチャやたらとテンションの高いアリさん。床には一面の絨毯。床の上に直接置いた一枚板のテーブルを囲んで座った途端、民族衣装を渡される。スカートだったり上着だったりイロイロで、私は頭にかぶるベール。着替えが終わるか終わらないかのうちに、「食べきれないコース」 の料理が次々に届き始める。その量とスピードに圧倒されながら、まずはひたすら食べることに熱中。スパイシーなスープ、モチモチのナンや揚げパン、牛スジの煮込みやケバブ、何種類もの豆料理など、とにかくすごい量。アリさんのハイテンションなジョークに爆笑しながら、バクバク食べる。もうひとり、黒一点のメンバーが1時間遅れで到着すると、アリさん、彼に向かって早速 「こんな美人さんたち5人もどこでだましたの?」 と迫る。他のグループもそれぞれに盛り上がり、8時をすぎたところでショータイム。ベリーダンスの始まり始まり。とってもセクシー。後半は客席から参加者を募り、私も引っ張り出されたけど、いやぁ、腰を振るよう言われても動かない動かない。


各テーブルに水タバコが回ってくる。ウチのテーブルはカプチーノ味。コレは写真がないと説明が難しいので、お店のHPから、こちらをぜひ参照して下さい。


いい加減お腹がいっぱいになったところで、ウチのテーブルではそれぞれの民族衣装を交換し合ってコスプレタイム。他のテーブルではやってなかったけど、なんというか、もうなんでもできちゃうような自由な空間。9時半頃から他のテーブルが帰り始め、最後はウチのグループだけになってしまった。お店の雰囲気といい楽しいアリさんといい美味しいお料理といい、みんなとっても気に入ってしまい、次にまた、今日よりさらにハイレベルなダンサーさんが来るという日に予約を入れる。楽しみだ〜。


すでに10時半近く。帰って仕事をするという選択肢を残しつつ、お泊りコースの用意もしてあるという状態で、ちょっと迷ったけど、結局お泊りコースを選んでしまう。だってメンバーのひとりは遠くからのお客様で、めったに会えないんだもの。宿を提供してくれたのは埼玉のメンバーで、黒一点の彼の車で送ってもらい、まずは全員でティータイム。急に大勢のお客さんが来たので猫のミィちゃんはビックリしている。女性陣のひとりが明日早朝から仕事なので、彼と彼女はここでバイバイ。またあのお店でね〜。


残る4人で2時過ぎまで話し込み、いざ寝る段になって、猫もさわれない怖がりな私は3人の間に入れてもらったんだけど、どういうわけかミィちゃんは、私の毛布の上で落ち着いてしまった。ミィさ〜ん! ドキドキしちゃって寝付けないんだから情けない〜。