６時近くまでロズウェルを見ていたので、１０時か１１時くらいまで寝てしまうつもりでいたのだけれど、ピンポ〜ンと管理人室からホットコールで起きたのが９時すぎ。ご主人の親戚に不幸があったので早退したいという連絡だった。了解しました。お気をつけて…。ふぁぁぁ。これも理事長さんのお仕事なのね〜。
ネットで調べてみたら、ヤケドのあとに水疱ができた場合は、自分でつぶすと跡が残るおそれがあるので病院に行った方がいい、と書いてあったので、皮膚科に行ってみた。事情を説明したところ、お湯は沸騰しても１００度どまりだけれど、湯気はそれ以上の温度まで上がるそうな。水泡を見せると、「冷やさなかったんですか？」 と先生。水道の水で冷やしてはみたものの、冷え性なので身体まで冷えてしまって、と言い訳すると、「そこでぐっとガマンして十分冷やしておけば水疱にならずにすんだんですよ」 と仰る。そんなぁ。風邪引いちゃいそうですぅ。針でプチッと水疱をつぶし、軟膏を塗ってガーゼをクルクル。ひどい腱鞘炎だった頃を思い出すなぁ。お風呂についてきいてみると、「濡らさなければ入ってもいいですよ」 というお答え。長風呂が好きなんですけど … と言ってみた。「ダメとは言わないけど、痛いですよ」 やっぱり…。くすん。
夕べお風呂をガマンしたので出かける前になんとか髪だけ洗うつもりでいたら包帯グルグルになってしまったので、ちょうどそろそろ美容院に行かなくちゃと思っていた時期でもあったので、シャンプーカットをしてもらった。３時の予約で、約１時間で終了。新宿に向かう。
えっとえっと、西口のエルタワー前からシャトルバスが出てるはず … と地図を頼りにエルタワーまでは行き着いたものの、前ってどこよ。出口が多すぎて分からな〜い！ 迷わないうちに警備員さんに教えてもらい、外に出たらすごい風！ ピューピューと吹きっさらしの中、待つこと数分。包帯グルグルのせいで手袋ができない左手がすっかり冷たくなった頃、ようやくバスが到着。ふぅ。
ＯＺＯＮＥ６階のギャラリーで、武蔵美の留学生２人の工芸と、その２人を Ｉ さんが描いた油絵が展示されているスペースを訪ねたところ、思いがけず Ｉ さんもいらしていた。木工や螺鈿を中心に作品を展開している田（ジョン）さんと、テキスタイルの高さんの作品は、どれもあたたかみがあり、新しさと懐かしさが同居している感じ。韓国のオンドルと日本のタタミを融合させたベッドは、短時間座っただけでとても快適。「口では言えないぐらいお世話になっている先生に、いちばん気に入ってもらえたものをプレゼントしたい」 という田さんと、ひとつひとつの作品にどれだけの時間と手間がかかっているかよく分かっているだけに、おいそれとあれがほしいとは言えずに、「どれも素敵で大好きだけど、気持ちだけで十分だから」 と答える Ｉ さん。どちらの気持ちもよく分かる。たくさんの留学生を教えていながら、ただでさえ忙しいのに、ひとりひとりの学生に親身になって相談に乗ったり援助の手を差し伸べたりしている Ｉ さん。ハタから見ていてもとても大変そうなのに、「できることしかやってないから」 とサラリと仰るところがすごい。
コンサートに向かう Ｉ さんと別れ、出発寸前のシャトルバスに飛び乗り、今度は渋谷へ。今日は中学の同級生たちが忘年会で集まっているはずなのだけれど、私はそれより先約で、元の勤務先である事務所の後輩たちと忘年会。約束の７時の５分前に到着。なんとも絶妙なスケジューリング。ほんの数分違いで残りのメンバーも到着し、開口一番 「ヤケド大丈夫ですか？」 って、読んでくれているのね〜。
集まった場所は道玄坂の 「権八」 というお店で、ついこの間、上田正樹のライブがあった場所のすぐ近く。最初は生ビールで、そのあとは昆布焼酎のお湯割を３杯。お料理も美味しくて、女性ばかり５人だからよくしゃべり、よく食べる。翻訳のスタッフばかりの忘年会だった割には翻訳の話なんてまったくしなかったけど、楽しかったから、まぁいっか。本当はケーキを作っていくつもりだったけど、時間もなかったしヤケドしちゃったこともあって、近所の和菓子屋さんで芋ようかんを買っていったら、案の定、みんなケーキを期待していたようで…。ごめんねぇ。次回はきっと焼いていくからね。
この間、大船の自宅に招待してくれたメンバーも参加していて、彼女からおもしろいプレゼントをもらった。その名もズバリ、「フロシキバッグ」。百聞は一見にしかず。下の画像をクリックすると、どうしてフロシキなのか、開いた時の構造が分かります。こういう商品を考えつく人の頭の中を見てみたい。
いろいろ使えそうだよね。
