まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

美しい壁

maru992005-12-06

3時過ぎに就寝、7時半に一度起きたけど、引きずり戻されるように再びZZZ … で、9時半起床。


夕べ訳文を送った依頼先から、なるべく年内に支払いたいから請求書を早急に、とメールがあったので、すぐに作成して郵便局へ。前回、売り切れていた干支切手が再入荷していたので、クリスマス・グリーティング切手の80円バージョンと一緒にゲット。


なかなか仕事を始める気にならなくてちょっとダラダラ。こんなことなら、夕べ無理して深夜に見直しをせずに今日に持ち越した方が効率がよかったかもしんないなぁ。反省。


さて、と気合を入れて、ようやく仕事を始める。理科系でもなく作図もいらない普通の仕事はなんだかとっても久しぶり。確か1年ぐらい前に同じタイプの契約書があったなぁ、とファイルを探してみたところ、これがドンピシャ。使える部分がかなりありそう。よしよし。


お腹が空いたら、ひとり鍋。今日は白菜とほうれん草に骨付きの若鶏でシンプルに。柚子ペッパーソースとポンズをブレンドしてみたら、これがなんとも絶妙で、はまりそうな予感。


食後にくつろぎながら、ロバート・サブダの2冊目、Wizard of Oz を開く。これもまた、すごすぎる〜。自分でも作ってみたくなって、ネットであれこれ調べてみたら、あるはあるは、情報がたくさん。でも、もし始めたら間違いなくどっぷりとはまって仕事どころじゃなくなってしまいそうなので、とりあえずは封印。ムーミンの飛び出す絵本とか、星の王子さまの飛び出す絵本とか、作ってみたいけどな…。いかんいかん、編むつもりで買ってきた毛糸もそのままなんだから、いかんぞっ!


ショムニ (1)ショムニ (2) 10時半頃に仕事を切り上げ、ゆっくりお風呂。お風呂の中で、「ショムニ」 の原作となったコミックスを読み終えた。江角マキ子があまり好きじゃないからドラマはまったく見なかったのだけれど、原作はすごく面白かった。独特なセンスというか、不思議な世界。そういえば、ドラマのショムニのファイナルシリーズ収録直前に伊藤俊人さんが急逝したんだったなぁ。今でも時々、この役は伊藤さんだったらもっと面白いだろうなぁ、と思うことがある。 


お風呂上りは早寝するつもりだったけど気が変わって、翻訳フォーラムのオフ会で話題にのぼった映画 「モーターサイクルダイアリーズ」 のDVDを見る。中南米の風景がとても美しいときいて興味を持ったもので、内容についてはまったく知らないままで見始めた。いやぁ、確かに、圧倒的な美しさ。これは大画面で観たい作品だなぁ、とつくづく思う。最初のうちは、単に若者2人がバイクで旅をするだけの青春ロードムービーかと思っていたのだけれど、これがとんでもない勘違いで、ドラマは徐々に重みを増していく。中南米諸国の貧困、民族問題、そしてハンセン病。様々な体験が主人公2人の人生を大きく変えていく。伝説的な革命家チェ・ゲバラの若き日を描いた作品であることが終わりのテロップで分かる。DVDに収録されていた情報によれば、もう1人の主人公を演じた役者がキャスティングされた後、チェ・ゲバラのはとこにあたることが判明したそうな。感動とか、面白いとか、そういうことでなく、じっくり見て、現実の重みを受け止めるべき作品という感じがした。幸い7泊8日のレンタルだから、時間を作ってもう一度観たい。「モーターサイクル・ダイアリーズ」 のオフィシャルサイトは、こちら


… というわけで、またしても3時就寝。ふぅ。