まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

リヴリーと一緒にピンクの気分

maru992005-11-28

さてさて、今日は大変。2時に税理士さんが来るというのに、相変わらずバタバタしていたので家の中がシッチャカメッチャカになっている。なにはともあれ、まずは片付けねば。メールチェックも後回しにしてバタバタと走り回っているさなかに携帯が鳴る。着メロから仕事のメールだと分かる。ううう。おそるおそるPCで開くと、例の分厚い書類にかかりきりの間、依頼を控えて待っていてくれた理解あるクライアント様。苦手な理科系で苦戦した案件の続きの書類なのがツライところだけれど、致し方ない。今日中の仕事ではないので、引受けはしたもののとりあえずおいといて、掃除掃除。どうしてこう片付かないかしらねぇ、とくじけそうになる頃、またしても携帯が鳴る。そしてまたしても仕事のメール。どうして〜? でも考えようによっては、イベントの嵐だったここ数日、どうしても急ぎの仕事が何も入らなくて助かったのだから、嵐が過ぎ去った途端に忙しくなっても文句は言えないかぁ。とはいえ、2度目のメールは例の分厚い書類の依頼先からで、同じ案件の追加だという。まずいなぁ。でもまだ相手先が検討中で、ゴーサインが出れば急ぎだけれど、ボツになる可能性もあるので、まずは私ができる状態かどうかを確認したいということだった。こういうときは正直に現状を伝えないと自分の首を絞めることになるので、先約の仕事があることを説明して、とにかく相手先の返事待ち。ふぅ。


どうにかこうにか間に合って、無事に税理士さんをお出迎え。電話の声の感じよりは若いオジサンで、前もってメモしておいた質問事項にひとつひとつとても丁寧に答えてくれた。記帳指導は原則4回のところ、それでは足りずに5回6回に及ぶ場合も少なくないそうだが、私の場合は2〜3回で十分だろうって。次回はわずか1週間後で、そのときには会計ソフトで入力しているデータを出力しておいて、入力が適正にできているかどうかを見てもらうことになる。一応は参考書と首っ引きで仕訳したから大丈夫だろうとは思うものの、唯一心配なのは書店の領収書〜。なんでもかんでも 「新聞図書費」 になっている〜。多すぎ〜。


参考までに、と求められて去年の申告書の控えを見せたところ、不動産収入についてきかれたので、伯母から譲り受けた家作があって、と説明しながら、頭をふっとよぎるものが…。あっ! 地代の振込を忘れてる! 3か月おきってのがダメなんだよなぁ。いつ振り込んだのが最後だっけ? ああ、思い出せない。すでに別の項目に移っている税理士さんの質問に答えながらも、頭の中はグルングルン。


2時間近くに及んだ指導が終わったところで突然、「文楽はお好きですか?」 ときかれて面食らった。税理士さんがなぜ? 私は歌舞伎専門で、と答えると、今度は税理士さんが怪訝顔。あれ? 私なにかヘンなこと言った? 「実はね」 と言いながら税理士さんが取り出したのは、「白樺文学館」 のパンフレット。文楽じゃなく、文学だったのね。失礼しました〜。なんでも税理士さんは我孫子にお住まいで、我孫子駅からほど近いところに何年か前にできたこの文学館で、週に1度ボランティアで案内係をしているそうな。白樺派にまつわる話をしばし拝聴する。「ぜひ一度、遊びにいらして下さい」 じゃあ我孫子よりさらに先の成田線沿線にある先輩のお宅を訪ねるときにでも、と思わず言っちゃった。本当に行くのか?


税理士さんが帰ってすぐ、通帳を確認。案の定3月末までしか振り込んでいない。6月9月と2回も滞納してるじゃん。はぁぁぁぁ。ネット経由で12月分までの振込みを済ませる。先方に連絡しないとなぁ。でも地主さんが耳の遠いお年寄りで、一度だけ電話で連絡した時、なかなか話が通じなくて大変だったから、ハガキに大きな字で書いた。ついでに、「早急に送ります」 と言っておきながらまだ作ってもいない請求書を3通。怠慢だなぁ。それぞれ別の依頼先で、継続的に仕事があるから、この際、封筒をそのつど手書きしないで済むように宛名ラベルも作成。さて印刷、と思ったらラベル用紙がない〜。オバカ〜。いいかげんにせぇよ!


自業自得でガックリしているところへ携帯が鳴る。今度は電話で、保留になっていた案件が相手先の都合でボツになったという朗報。「お騒がせしてしまい大変申し訳ありません」 と律儀な先生はひどく恐縮されていたが、私はがぜん嬉しくなって、「とんでもないです! 助かりました〜」 と明るく言い放ってしまった。いかにも仕事したくなかったみたいでまずかったなぁ。


夕食は、トムヤムクンベースの麺にノリキムチをトッピングしてみた。これが絶妙! ステキに美味しいアジアの融合。


理科系の仕事はまだ始めない。その前に 「ミーハー芝居帖」 をなんとかしないと。最後に観た 「児雷也」 のインパクトが強すぎて、その前の2つ分の記憶が薄れかけているので、今のうちにアップしないとできなくなっちゃう。歌舞伎座夜の部と国立劇場の感想をどうにか書き上げ、次はいよいよ 「児雷也」 というところで力尽きた。というか、あれほどの舞台の感想となると、パワーをフルに充電しないと書けそうにない。それにもう日付が変わりそうだしぃ。


お風呂の中で考えた。 書評の推敲という大仕事がまだ残っている。締め切りは特に言われていないとはいえ、もう1月号を受け取ってしまったのだから、そうそうのんびりはしていられない。それに理科系の仕事を始めてしまうと、またしばらく時間がとれないかもしれない。すでにひととおり書き終えてあるから、あとは推敲だけだし…。よっしゃぁ、今夜中に仕上げてしまおう! そう決意してお風呂から上がり、いざ始めてみると、推敲というよりはほぼ全面的な書き直しに近いような状態になってしまった。こんなはずじゃなかったんだけどなぁ。ああでもないこうでもないとさんざん苦労して、とりあえず、今の自分としてはこれが限界、というところまでは引上げたつもり。ていうか、もう無理。これで許して〜。


朝から手際よく理科系の仕事にとりかかるために書評を片付けておくつもりが、すでに6時を過ぎている。正午には抜歯だ。痛いんだろうなぁ。歯がほとんど残ってないのを無理やり抜くんだもん、痛くないはずないよなぁ。抜いた後もずっと痛かったらいやだなぁ。ぐすん。