前回、我孫子で待ち合わせをしたときは、寝坊して飲まず食わずで家を飛び出しギリギリセーフだったので、今日はしっかり早起きをして、ドトールのホットサンドで朝食を済ませてから我孫子へ。待ち合わせのお相手が花粉症対策のメガネをしていて、帽子にマスクと完全装備だったから、一瞬、誰だか分からなかった。成田線で新木ヘ。
事前に施設に電話で今日は外出の予定がないことを確認してくれたそうで、安心して部屋を訪ねると、ベッドで寝ていたのでどうしたものかと迷ったけれど、声をかけるとすぐに起き、笑顔で歓待してくれた。
駅前のスーパーでイチゴとブドウ、桜餅と草餅のセットを買って行き、イチゴとブドウは室内の水道で洗ってパックに戻し、冷蔵庫に入れようとすると、食べたいというので少しずつ。桜餅と草餅も１つずつ、あっという間にペロリ。お茶は、各階の食事スペースでポットに用意されていて、いつでも自由に飲めるようになっているので、マグカップを持参して注いでくると、喉が乾いていたのかすぐに飲み干し、おかわりのリクエスト。そうこうしているうちに食事の時間、とスタッフが呼びに来た。それを機に帰ろうとすると「帰らないで」と言う。「帰っちゃイヤ」と繰り返され、「じゃあ待っているから」と送り出し、しばし待機。フルーツや和菓子は食後にすればよかったねぇ、と話していたのだけれど、「え、もう？」と驚くぐらい早く戻ってきて、「全部ちゃんと召し上がりましたよ」とスタッフさん。すごーい。相変わらずの健啖家。
帰らないで、と言っていたわりには満腹で眠くなり始めたようなので、ゆっくり寝てもらい、施設をあとにする。施設の周りのあちこちで梅が満開。
我孫子に戻り、以前よく皆で食事をしたレストランで、カツカレーのランチセット。お店の名前は「コ・ビアン」で、我孫子だからこう名付けたとメニューに英語でも書いてあるんだけど、この語呂合わせは日本語ならではで、Abiko と Covian というスペルはつながらないので、英語圏の人が読んでも理解できないと思うなぁ。
デザートにプラスしたプリンも美味しかったのに、写真を撮り忘れてしまった。
我孫子から電車に乗り、私が先に降りる形でお別れし、買い物を済ませて帰宅。ひと息ついてから、夕べ受注した仕事をスタート。
Wordファイル、Excel ファイル、パワーポイントのファイルと異なる３種類の作業が必要で、所要時間は合計５時間プラスマイナス１～２時間と見積もりをしていた。ところが、合計２時間半と見積もりを下回る時間ですべて終了。時間がかかると思っていた Excel ファイルの作業がほとんどコピペで済んでしまったのが大きかった。
すべてのファイルを送信したあと、このクライアント、12月の請求書もまだ未入金なんだよなぁ、と考えていて、ハタと気がつく。レートの増額を了承してもらったのに、２月に発行した請求書は増額前のレートで作成してしまっていた。やってもうた～。すぐに担当の先生にメールで連絡。経理に確認してくれるとのこと。
「新美の巨人」で「美の殿堂」として歌舞伎座が特集されていて、再現ドラマでは松竹の創業者である大谷竹次郎をイッセー尾形さん！ 今の歌舞伎座になって10年も経つのねぇ。改築前は行けば誰かしら知り合いに会うことが多かったのに、改築のために閉場している間に離れてしまった人も多く、今はほとんど誰にも会わないから着物で行くこともなくなってしまった。十年の節目を記念して緞帳が４枚も新装されるそうで、その作成風景がとても興味深かった。
録画予約してあるのに、リアルタイムでも見てしまうのが「６秒間の軌跡」。離婚した両親が自分の知らないところで会っていたことに傷つく星太郎。「俺はそこには居なかった」という台詞が切なかったなぁ。
