まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

新木へ

5月の初日はお出かけ。古巣のオフィスの先輩が日暮里から乗ってくる常磐線に私が松戸から乗り込み、我孫子成田線に乗り換えて新木で下車。去年の3月に脚立から落ちて腰を骨折した翻訳の大先輩が今度は脚を骨折したとかで、入院していたのが退院したという知らせを受け、2人で訪問。

以前は健脚で、私達と一緒に歩いていても、ひとりだけ歩くのが早くてどんどん先へ行ってしまうのが常だった方なのに、今回、出迎えてくれたときには歩行器を使っていらして、脚の運びも小刻み。歳を重ねるというのはこういうことなんだなぁ、とそれだけでもう胸に来るものがある。母と同じ年の生まれで、あと半年で米寿。

前回と違うのは、怪我の経緯が分からないこと。どこでどう倒れたのか本人に記憶がなく、気がついたら病院のベッドの上で、手術も終わっていたという。どこを手術したのかときくと、股関節だと言って左右の股関節をさすってみせる。たとえば転んだのだとして、一度に両方の股関節が折れるなんてことあるかしらん。いつ誰が見つけてくれたのかも、ご本人の話からはよく分からなかったのがちょっと心配。

マジックテープで調節できるルームシューズを履いていて、爪先がだいぶ出てしまっていてその分かかとはゆるゆる。そのせいで余計に危なっかしいので、脱いでもらってマジックテープを幅が狭くなるように調節し直したら、ちゃんとジャストサイズになって、ご本人も歩きやすいと。よかったよかった。

いつもは3人で訪問していて、今回都合により来られなかった方が敷きパッドの四隅のゴムが伸びてしまっていたのを新しいものに付け替える作業をすることになっていたそうで、私が代わりにお裁縫。

その間にもうひとりはキッチン周りの断捨離を進め、私が敷きパッドのお直しが終わる頃には、テイクアウトのお寿司と私が買っていった桜餅でお腹がいっぱいになったせいか眠くなったと言うので寝てもらい、二人で断捨離の続き。燃えるゴミと燃えないゴミに分別し、それぞれ分かるようにビニール袋にメモ書きを貼り付け、ケアマネさんがいらしたときに出してもらうよう、玄関先にまとめる。7~8袋? もっとあったかもしれない。ちょうど作業が一段落した頃にお昼寝から覚め、ひと息つくともう帰る時間。

夕方から雨という天気予報が当たり、降り出してしまったので千代田線をひとつ手前で降りてバスで帰るつもりがタッチの差で出たばかり。休日ダイヤで本数が少ないので、次のバスの時間までドトールで待機。もし自分だったら、家の中で倒れていても誰も見つけてくれないだろうなぁ…などと考え、ちょっとへこむ。

「鎌倉殿の13人」と「東京ブラックホールⅢ」に続き、録画でちびまる子。なんと放送1500回記念だそうな。もう30年以上なのねぇ。サザエさんは50年超え。すごい。

見ながら手織。

ブルー → グレー → ピンク の次はまたブルーに戻らないといけないのに、グレーで織ってしまった。ああ、ほどかなきゃ。