まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

串揚げグツグツ

maru992005-11-19

絵の教室のメンバーが手作りしてくれたケーキ用のバッグに、箱詰めしたパウンドケーキ3つと丸いケーキ型のままのプリンケーキと、クリスマス仕様のマシュマロとチョコ、コーヒークリームのマシュマロ、カラフルな綿菓子と、スイーツばかりのところに沖縄の塩せんべいまでつめこんで、大船に向かう。東京駅で東海道線に乗り換え、トータルで1時間半ぐらい。横浜より先へ行くのなんてすっごく久しぶり。方向音痴の自覚がしっかりあるので初めての場所って緊張するのだけれど、とりあえず迷うことなく予定通り12時半頃に到着。


大船には、元の事務所での中途採用の時期が私とほんの1か月ぐらいしか違わない翻訳の仲間が住んでいて、今日はご主人様も加わって、彼女の家でホームパーティー。もう十年以上も前に事務所を辞めてしまったのに今も付き合いが続いている元秘書のJは鵠沼でサーフィンをしてから車でやって来て、今も事務所で秘書をしているYは夕方からの参加。4人が集まるのは何年ぶりかなぁ。誰も思い出せないぐらいすっごい昔。


今日のメニューは串揚げだときいていたのに、まだ私が大船へ向かっている間に 「昼はカレーのお店に行かない?」 とメールが入る。カレーのあとに串揚げって重くない? と言いつつ彼女に任せることにして、まずは一度、初めて訪れた彼女のマンションでくつろいだ後、サーフィン帰りのJとカレーのお店で合流。ベジタブルカレーのランチセットですっかりお腹一杯。


そのあと近くのスーパーで串揚げの材料を買うことになったのだけれど、お腹がいっぱいすぎて食べ物のことなんて考えられない状態。それでもなんとか、あれやこれやと買い込んで、再び彼女のマンションへ。バリアフリーで広々としていて気持ちいい〜。他愛もないオシャベリで盛り上がる。心地よいダラダラ感。


串揚げの準備がほぼ終わろうかという頃にYも到着し、いっそうにぎやかに。海老、イカ、しいたけ、エリンギ、オクラにシシトウ、パプリカ、ウインナー、ベーコン、スモークチーズなど様々な具財がそろって、無精な私は準備も揚げるのもな〜んにもお手伝いしないで、ただただご馳走になってしまった。アツアツをハフハフ言いながらほおばる。何種類かのタレを用意した中では、柚子ペッパーソースなるものが初体験で特にヒットだった。


ランチのカレーでいっぱいだったお腹が落ち着いたところへ串揚げをたっぷり詰め込んだというのに、さらにプリンケーキまで。ホールのケーキを6等分したから、1つが結構な大きさなんだけど、多すぎるぅ、と思いつつペロリと食べちゃうからコワイ。ラズベリーのパウンドケーキもプリンケーキもなかなか美味しく焼けていたようなのでよかった〜。


そうこうしているうちに終電の時間が近づいてくる。11時26分大船発。行きと同じルートではすでに間に合わない時間で、品川 → 日暮里 → 北千住と3回の乗り換え。品川で乗った京浜東北がすごく混んでて、奥に押しやられそうになりながら、途切れ途切れのアナウンスに耳を向けると、「大船行き、まもなく発車します」 … ん? 違〜う! 慌てて降りて、反対側に止まっていた大宮行きに移ったらガラガラだった。終電なのに間違えたら戻って来れないじゃんねぇ。アブナイアブナイ。しかもよりによって大船行きって。逆戻りしてどうするねん。予定通りなら1時ちょっとに着くはずだったんだけど、JRが遅れたために乗り換え客を待つというので千代田線も大幅に遅れた。家に着いて、ひと息ついたらもう2時。お風呂はもうパスだな。明日は歌舞伎座だから少しでも寝ておかないと。


それにしても … とベッドの中で考える。同じ事務所で知り合ったとはいえ、4人とも事務所にいた時期はごく短く、十年以上前のこと。事務所には女性スタッフだけでも何十人もいて、次々に入れ替わっていく中で、私自身も事務所を去ってしまった今でもこうして付き合いが続いている。この4人、性格も見事にバラバラだし、年齢も違うし、普段それほど密に連絡を取り合っているわけでもないのに、会うと事務所にいた頃とまったく同じように、まるで毎日一緒に過ごしている仲間同士のような感覚がある。不思議だなぁ。5年後、10年後、20年後と、ずっとずっとこんな感じでいられるといいなぁ。みんな一緒にカッコイイおばあちゃんになろうねっ!