まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ナオちゃん

maru992005-10-08

目覚ましは9時にセットしたはずなんだけど…。いつのまに止めちゃったんだか。11時過ぎてるし〜。でも1時に家を出ればいいから余裕余裕、といつもどおりにメールチェックやらなんやらをしているうちに、あっという間にお尻に火がついてくる。夕べ焼いたケーキをラッピングして、さぁ出よう、という時になって鳴る電話。出なきゃいいのに出てしまったために乗れるはずの電車に乗れなくなって、しっかり遅刻してしまった。ぶ〜。


そろそろ仕上げの段階に入った猫の絵。レンガの質感を少しでも出そうと必死になっている頃、いつもならとうに一緒に絵を描き始めている I さんがお店の方で、なにやらイベントの準備に忙しい様子。照明スタッフも来ているらしく、ずいぶん大がかり。そういえばお店のドアに 「三人展」 というポスターが貼ってあったけど、搬入の慌しさとも違うみたいだし … なんだろね? と言い合っているところへ I さんがいらして説明してくれた。今日はその 「三人展」 のオープニングセレモニーで、なんとアルパの先生ご夫妻がゲストで演奏するという。「人数に余裕があるから、よかったらどうぞ」 とのうれしいお誘いに、絵の教室が今日でよかった〜、と感激。


レンガの質感はなかなか出なくて、最後に最後にまたちょっとだけ鄭先生に描いてもらってしまったけれど、猫の絵が一応、完成。でもサインする位置の絵の具がまだ乾いていないので、サインは次回にお預け。へへへっ。コーギー犬のナオちゃんの絵と並べてみるのが楽しみだ〜。I さんの友人で私も何度か劇場などでご一緒したことがあるSさんもアルパの演奏を聴きにいらして、I さん同様、大の犬好きであるSさんが 「ウチの子の絵も描いてほしい」 と言ってくれた。さらにアルパの先生も 「モモちゃんの絵を描いてほしい」 と …。ウレシイな〜。実際に描けるかどうかは別として、そんなふうに言って頂けるだけでシアワセ♪


まさに今、お友達に頼まれたという犬の絵を描いているWさんもぜひ先生のアルパを聴きたいと言っていたのだけれど、あいにくお嬢さんが夕べから40度もの高熱で寝ているため、やむなく今回はパス。とっても残念がっていらした。夕べ焼いたアップルスパイスケーキは素朴な味わいで、オシャレではないけれど、また焼きたいレシピのひとつになった。


「三人展」 に何の関係もないというのに、先生ご夫妻の素晴らしい演奏を楽しませて頂き、後半はいちばん後ろでほとんどひとりダンシング・タイム状態。あいにくデジカメがなく携帯のカメラではシャッター音が出てしまうため、演奏中は撮影ができなかったけれど、主催者の方に許可を得て、演奏後のくつろぎムードのところを2枚ほど。I さん手作りの料理が並び、私たちまでごちそうになった上、主催者の方が朝から打ったという手打ちのお蕎麦がとっても美味しくて、しっかりおかわりしてしまった。初めてアルパを聴いたSさんは 「アルパの音って、なんだかとてもなつかしい」 とステキな感想をくれた。主催者の方のお嬢さんがスペイン語ペラペラのスチュワーデスさんなのでガブリエルさんとの会話もはずみ、和気藹々。とりあえずお開きというところで先生ご夫妻があらためて演奏することになり、ガブリエルさんの 「わが故郷のアルパと踊り」 に続いて、先生は 「花」 を。美輪さんのコンサートのラストと同じだわ〜。


帰られたのはほんの数人で、パーティーはまだまだ続きそうなので、ほどよいところで失礼することにした。荷物を取りに、さっきまで油絵を描いていた部屋に戻ろうとすると、玄関からすぐのところにナオちゃん用の柵が置いてあって、気配でナオちゃんが飛び出してきた。ううう。入れません〜。Sさんが来てくれて、ナオちゃんを抱いててもらって荷物をゲット。またナオちゃんを柵の向こうに置き去りにして、Sさんと2人で出ようとしたら、ナオちゃん、すねちゃったのか、身体は見せずに鼻だけ出してる。それがかわいくて写真を撮ろうとしたら、また喜んで出てきたから全身の写真になっちゃった。


雨もほとんど上がって、帰り道、頭の中では 「花」 のフレーズが何度も何度もリフレイン〜。