まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

笑うシーサー

maru992005-09-17

目覚ましは8時にセットしておいたのに9時すぎまで寝てしまった。だもんだから、メールチェックやらなんやらを済ませてシャワーを浴びたらもう11時すぎ。急いで昨日のポトフを温め、腹ごしらえ。請求書を何通か印刷して投函するつもりだったけど、そんな時間なくなっちゃった。夕べ焼いたケーキをバッグに入れて、経堂に向かう。


急に涼しくなったから1枚多く着ようかとも思ったけど、このところずっと短い丈のジーンズだったのを今日は長いのにしたから、上はインド綿のブラウス1枚で出かけた。そしたら思ったより陽射しが強くて、帽子をかぶってこなかったのを後悔しちゃった。日陰のないところでは大きなキャンバスをエイヤッと持ち上げて日傘の代わりにしながら、2時前に到着。


今月初めに80回目の誕生日をお迎えになったとはとても思えないMさんの若々しさといったら! 沖縄にいらしたそうで、おみやげに、楽しげに笑ってるペアのシーサーをいただいた。3センチぐらいの小さなモノで、怖い顔じゃないから魔よけにはならないかもしれないけど、シアワセをよんでくれそう。


私ってばコペンハーゲンの風景を描いているのにその写真を持ってくるのを忘れてしまい、同じ場所の違う角度から撮った写真をWさんからお借りした。I さんの撮った写真がとてもステキだったから、みんな描きたくなってそれぞれ気に入った写真をもらっていたので助かっちゃった。描きながら、目はついテレビの方へ。というのも、この間のムーミンフェアでゲットした原画のDVDを持参して、Mさんが誕生日のお祝いにもらったという新品のDVDプレイヤーで上映中。スモーキーな色使いといい、全体の構図といい、そのまま絵葉書にしたくなるようなステキなシーンが満載。パペットアニメのDVDボックスからも1枚目だけを持参していて、こちらは雰囲気が異なるものの、普通のアニメとは一味も二味も違って、ついつい見入ってしまう。他のメンバーも気に入ってくれて、これから順番に回すことになった。


ティータイムはにぎやかで、TさんKさん姉妹からは揚げたての美味しいかき餅と 「新星」 という種類の梨。そういえば今年の梨はこれが初物。みずみずしくて、とっても美味しかった。Mさんからは沖縄のちんすこう。久々だわ〜。そして私のチーズケーキ。レシピがあまりにもシンプルだったから、あまり期待していなかったのだけれど、これがビックリ。これならマジで売れるかも、と自画自賛したくなるほど出来がよかった。しっとりなめらかで、ほのかにレモンの香りがして、それほどチーズチーズしたくどさもなく、それでいてちゃんとチーズケーキで…。ベターホームのレシピは本当に優秀だなぁ。


帰ってから 「女王の教室」 の最終回を見た。真矢の自宅。中が資料室というのは真矢らしいとして、あそこまでの安アパートにする必要はなかったように思う。かえって不自然。それに卒業式の真っ最中に1クラス全員が退席するというのも無理がある。家族だって来てるわけだし。仰げば尊しの合唱に、生徒たちに背を向け、上を向いて感情を抑えているように見えた真矢が打って変わって冷静な言葉を浴びせるのもある程度予想できた。でも 「早く中学に行きなさい」 って、それは変でしょ。4月になったらみんな行くんだから。せっかくの決め台詞なのに、惜しかった。でもじゃあ他に何て言えば? と考えてみたけど、いいアイデアなんて浮かばないんだけどね。ツッコミどころは少なからずあったものの、アクションシーンといい、教室を去る前に教師たちを制する言葉の迫力といい、天海祐希という人を見直してしまった。和美と2人だけのシーンのあと真矢がひとり微笑むというラストは予想通りだったけど、その笑顔がわざとらしくなくて良かったし。しおり先生が短絡的に真矢の真似を始めるのも、彼女の役のキャラに合っててグー。ただ最後に疑問がひとつ。中学に初登校する日の和美とすれ違いに、真矢はどこへ行くのか? 再教育センター? 教育委員会が彼女のやり方を否定し、真矢が私立を拒む以上、すぐに教壇には立てないはずだけど。まぁ、いいか。枝葉末節はどうでもいいや。久々に面白いドラマだったから。