まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

国立劇場で

maru992005-08-21

8時半に起きて、メールチェックをして、シャワーを浴びて、朝ごはんをかっこんで、あぁ、もう9時半をすぎている。バタバタと身支度をして、いつでも出かけられる状態にしてから、電話の前にスタンバイ。今日は加藤健一事務所 「審判」 のチケット発売日。待ちかねた再演だけに力が入る。でも10時10分には家を出なければならない。10分間の勝負。そう簡単につながるはずもなく、5分すぎぐらいからNTTの規制がかかる。6分、7分、8分 …。無理かなぁ。9分をすぎ、あと10回かけてつながらなかったら一度あきらめよう、そう決めて、4回目でつながった! ふぅ。無事に千秋楽のチケットをゲットし、急いで駅へ。


半分以上の道のりをすぎたところでハタと気がついた。昨日忘れた携帯電話はしっかり持ってきたけど、夕べ焼いたケーキを忘れてる! せっかく焼いたのに〜。どうしようどうしよう。でも取りに戻ると約束の時間に間に合わない。あ〜ん。あきらめざるを得ない〜。カナシイ。悶々としながら、国立劇場の入り口で11時15分の待ち合わせにギリギリセーフ。ぽん太さん、ゴメンね〜、ケーキ忘れてきちゃったの! ぽん太さんは今日もと〜っても素敵なお着物だったのに、私ってば作務衣で失礼してしまった。一応はお出かけ用の作務衣だったんだけどぉ。


というわけで、今日は終日ぽん太さんとご一緒に歌舞伎三昧。「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」 で、いわゆる 「三階さん」 の勉強会なんだけど、普段脇役に徹している人たちが熱意にあふれたひたむきな舞台を見せてくれる貴重なイベント。そのせっかくの舞台に私ってば案の定、たびたび意識を失ってしまった。夕べよく眠れなかったせいもあるけど、「対面」 や 「十種香」 って、本興行でもつい寝ちゃうのよね〜。詳細は 「ミーハー芝居帖」 にいずれアップすることにして、左團次さんのお弟子さんの左字郎クンや竜之助クンも大きな役をもらって頑張っていた。それが嬉しかっただけじゃなく、なななな〜んと、左團次さんに会えちゃった! たまたま何度目かの幕間に、昨日携帯を忘れて外出している間にもらったメールに返信していないことに気がついて、場内は圏外だから、メールを送信するためだけにロビーに出たら、デデーンと目の前に左團次さん! ビックリしたぁ。昼の部の左字郎クンの 「連獅子」 をご覧になっていらした。でも竜之介クンの 「お祭り」 は夜の部最後だったから、左團次さんの代わりに番頭さんの桜井さんがご見物。左團次さん、白地に赤の細いストライプで遠めにはピンクに見えるジャケットが涼しげで、とってもお似合いだった。いつお会いしてもダンディー


普段は大抵ひとりで観ていて、それはそれで好きなんだけど、同好の士と幕間にあれこれ話ができる楽しさはまた格別。ぽん太さんに感謝!


9時半という遅い終演後、近くの喫茶店でちょっとお茶して、11時すぎに帰宅。それから仕事を始め、2時半すぎにようやく終了。昨日の日記もまだアップしていなかったから、まとめて2日分を書いたら、ありゃ、もう4時すぎてるし〜。寝付けるか?!