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新橋演舞場 昼の部

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国立劇場歌舞伎座に続き、新橋演舞場の初春歌舞伎。いつもどおり11時開演のつもりで行ったら思いがけず11時半開演だったので、しばし東銀座のスタバで時間調整。たまたま夕べ深夜に、火曜日の斎藤さんのSaloneの間に、OTTAVAの毎年恒例、仙台でのツアーの申し込みをしたメールがエラーで未送信との通知が来たので、JTBに電話で申し込みを済ませた。空き時間の有効活用。

さて、昼の部の幕開きは、「義経千本桜」より「鳥居前」。友右衛門の義経、九團次の弁慶、静御前は誰かしらん、と分からなくて、幕間に筋書の見本を見せてもらったら廣松くんだった。意外。藤太が國矢さんだったのが嬉しい。比較的地味なところへ、獅童の忠信が出て一気に華やぐ。独特な鬘も似合っていたし、キビキビとした動きで一段と大きく見えた。

「幡随長兵衛」では、タイトルロールの長兵衛を海老蔵、敵対する水野十郎左衛門をインフルエンザから復帰の左團次さん。お元気そうで良かった。出っ尻清兵衛に男女蔵さん、長兵衛の子分弥吉に男寅さんと三代がそろう。最初の劇中劇「公平法問諍」で、きんぴらこと坂田金時を演じる市蔵がいい。新十郎の舞台番、花道で邪魔をする侍は左團次さんのお弟子さんの左升さん。海老蔵の長兵衛は、鋭い目の印象が強すぎるのか、敵対心があらわになりすぎるような気がして、例えば吉右衛門の長兵衛に比べると、さぞかし敵が多いんじゃないかと思わせるような。もう少し年齢を重ねていくと、懐の深さが出てくるのかな。孝太郎の女房に右團次の唐犬と脇もしっかりそろった中で、勸玄の長松が素晴らしい。ただ声がしっかり出るだけでなく、視線が一切ぶれず、じっと父親の背中を見つめる姿に、思わずじーん。

昼の部最後は海老蔵の舞踊「三升曲輪傘売」で、海老蔵がブログに「傘出し」と書いていたとおり、手品のようにポンポンと傘が出てくる。華やかで楽しい一幕。