まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

今日の日記は書くのがちょっとつらい。


夕べ4時すぎまで読書をしていて、それからさらに寝付けない時間があったから、目が覚めた時にはすでに午後。あぁ、やってしまった、と思いつつノロノロと食事の支度をしている間にも、区役所のアナウンスが流れる。今日は都議選。はぁぁぁぁ。


もともと選挙権をほとんど行使したことがない非国民なのだけれど、今回の選挙に際しては親しい人からのお声がかりもあり、普段重い腰を上げるつもりでいた。ところが別口からも別の候補者のお願いをされ、戸惑っているところにさらに別口からもまた別の依頼をされていしまい、もうどうしていいのやら。もとより私自身は政治意識の低さから特に支持する政党も候補者もないから、投票に際して独自の判断基準を持たない。とはいえ三方それぞれ私にとっては大切な人ばかり。投票当日の今日も三方それぞれから確認の連絡があったけれど、あちらを立てればこちらが立たずで、単に早いもの順というわけにもいかないし。いくら投票内容を公開するわけではないといっても、自分の中で折り合いがつかず、ただただ時間がすぎていく。いつもなら郵送されてきても無視していた投票用紙はきちんと机の上に出してあった。どうしようかなぁ。やっぱり行くべきなんだろうなぁ。でも … どの候補者に? そもそも知り合いの誰にお願いされたかによって投票するというのも政治的選択とはいえないわけだし。ずっと選挙をさぼってきたツケが一気にきたような感じ。チラチラと時計を見る。区役所のアナウンスがあるたびにため息が出る。


そして結局、決心がつかないままに8時をすぎてしまった。結果的には今までと同じ選挙権の不行使。でも今回のようにチクチクと胸が痛んだのは初めて。それでもきっと、これからも選挙には行かないんだろうなぁ。さんざん迷ったあげくの結論として、そう思った。もちろん無責任だってことは分かってる。信頼するに足る政党や候補者がいないなら、投票所に出向いて白票を投じて来いという主張があることも承知している。じゃあどうして行かないんだ、と問い詰められても満足な答えを出すことはできない。罪悪感はある。でもそれは今の政治機構や政党や候補者に対してではなく、あくまで期待に添えなかった知人に対するもので、今後はもっと選挙に積極的になります、なんて約束はとてもできない。こと選挙に関してはどんな知り合いにお願いされても力にはなれないから、どうか許して下さい、としか言えない。


都議選を気にしながらウツウツしていたので、とうとう仕事は手につかなかった。8時をすぎても気分は晴れず、そのままダラダラと過ごしてしまった。自業自得。


昨日たくさん写真を載せたから、今日はナシ。