まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

初めての北海道 1日め

maru992005-05-22

夕べは2時過ぎにベッドに入ったものの眠れないまま3時4時5時…。ごく短時間うつらうつらしただけで5時半前に起床。よそ行きの作務衣に着替えて7時ちょっとに家を出て、自宅の最寄駅から羽田空港への直通バスの乗客は私1人。鼻歌なんぞを歌いながら最終的には十数人で第1ターミナルに到着。集合時間の9時まで 喫茶店で時間をつぶし、9時45分の飛行機で新千歳空港へ。機内では着物のお店の担当さんに組紐を伝授。1時間余りの順調なフライト。


寒いかと思ったのに冷房の効いてるバスで約1時間。札幌グランドホテル到着後、ランチ券で茄子と挽き肉のミートソースのスパゲティを頂き、満腹になったところで今日のメインイベント着物フェスタに向かう。今回はもうさすがに買わないという決意を胸に…。


幸か不幸か私の好みをしっかり把握しているスタッフが私のために前日から用意してくれていたコーディネートは2種類とも憎らしいくらい完璧だった。1枚は袷、1枚は単衣で、特に単衣は1枚しかないから欲しかったし、今までなら迷わず飛びついていた。それでも、と今回はブレーキがかかる。最後に鳶八丈の着物を作った時でさえ分不相応な買い物が続いているという意識があったのに、欲しい気持ちに負けてしまった。だから今回の札幌フェスタはそもそも行くべきではないと思って断ろうとしたのだけれど、感謝を込めての招待なのだし無理に買う必要はまったくないからどうか来てほしいと懇望されての参加だった。それでもやはりお店の側は 「せっかくここまで来て頂いたのだからぜひ」 と購入を促す。それは話が違うだろうという思いがわく。確かにとても気に入っている商品だけれど、ここでまた妥協して買ってしまうと、せっかくのこの着物に対して苦い思いがつきまとってしまうから、と正直な気持ちを説明して、長い長い話し合いの末に買わない決断を受け入れてもらった。今回だけは譲れないという思いが強かったので…。本当に本当に素敵な着物でとってもとっても欲しかったんだけどね。


フェスタを後にし、ホテル周囲の観光へ。時計台と大通り公園でしばしくつろぐ。道産子馬が引く馬車に行き会い持参のデジカメですかさずパチリ。帰りに見つけた手芸店が素敵に魅力的だったけれど、担当さんと2人して危うくはまる前にタイムアウト。ホテルに戻り、バスで向かった先でカニ三昧♪ カニのお刺身が甘くてトロトロで美味しかったなぁ。カニ味噌も久しぶり。担当さんも酒豪だから冷酒が進む進む。作務衣だからウエストにたっぷり余裕があるのをいいことにめいっぱい食べたけど、カニ豆腐とカニ寿司は食べ切れなかった〜。カニ寿司は 「ぜひお持ち帰り下さい」 と包んでくれたんだけど、ちょっとやそっとでおなかに空きができるはずもなく、結局は食べられなかった。もったいないことしちゃってごめんなさ〜い。



夜になっても冷え込むこともなく快適。そのままバスで藻岩山の展望台へ。見事な夜景にしばし興奮。普通に撮影するとほとんど映らないのだけれど、ああでもないこうでもないと設定をいじくっているうちに、ようやく白樺林とネオンの両方がくっきり。わ〜い。右上の黒い部分は羊ケ丘展望台の辺りらしい。


ホテルの部屋に落ち着いたのは9時過ぎ。夕べろくに寝ていないせいもあって心地よい疲れが…。明日は小樽観光。天気は下り坂らしいけど果たして?


…当日、久々に携帯電話から日記更新をして、帰宅後に写真を増やして再編集してみた。めったに旅行なんてしないから〜。