まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-12-21

自業自得の重大なトラブルの直後でも、はたまた仕事がめいっぱい忙しい時でも、歌舞伎座をキャンセルしたりはしない〜。それでも仕事が実際せっぱつまっているので、ザウルスにファイルをコピーして、電車の中でも幕間も小さな画面でピコピコと翻訳にいそしむ。ザウルスで翻訳する場合のコツがだいぶ分かってきたので結構効率がよかったりする。

今日の歌舞伎座は、夜の部だけダブリで取ってしまってあとから取り直した昼の部だから、一等席は一等席でも2階の最前列で一番右の席。なかなかいいアングルだなぁ。花道を様々な空間として自由自在に使いこなす歌舞伎の特色が花道すぐ脇の席より十分に伝わってくる気がした。ただ残念なのは、例によってビニール袋を始終ガサガサさせてるオバサンが周囲に3人もいたこと。どうしてペットボトルをわざわざ袋に入れたままずっと手に持ってる必要があるわけ? それぞれ友人と一緒にいるようなのに、どうして友人も注意しないわけ? 歌舞伎座もいいかげんガサガサ音を立てない素材の袋を採用してほしいなぁ。

芝居は十分に堪能した。特に「梅ごよみ」という芝居は何度観ても楽しめる。今回が4回目なんだけど、ぜ〜んぶ玉三郎勘九郎。私が歌舞伎を観るようになってからこの顔ぶれでしか上演されていない。たまには別の配役で観てみたいな。

終演後、せっかく昼の部だけなんだから銀座をのんびり歩きたいところだけれど、あいにくそんな余裕はない。あ、でもプリンタの予備インクを買っておきたい。ポイントカードも再発行してもらわないといけないし、とノジマ電機に寄ったら、再発行には身分証明書が必要だって。初めて作る時は必要ないのに。歌舞伎座にパスポートなんて持っていかないから、買い物も再発行もお預け〜。

せめてコーヒーブレイクぐらいとプロントに寄ったら、「あれ? Edyカードは?」 それがそのぉ〜財布ごとなくしちゃってぇ〜。「大変じゃないですか!」そうよ、大変なのよ。5千円チャージしたばっかりなのよ。出てきてくれそうにないからすぐに新しいEdyカード作ってもいいんだけど、なんとなく悔しいからしばらく現金決済ね。Edyカードだと割引になるから悔しがってる場合じゃないような気もするけど…。

プロントでもザウルスでせっせと仕事をしていたのだが、一区切りついたところで家に向かう。その途中でハタと気がついた。なくした財布には家の鍵のスペアも入ってる! ひょっとして、家に帰ったら家財道具が一切がっさいなくなってるというオソロシイ可能性もあるんじゃ? 幸いそんな事態にはなっていなかったが、財布の中の保険証で住所氏名が分かる以上、家の鍵も交換した方がいいんだろうなぁ。実は落としたんじゃなく家のどこかにある可能性もまだ捨てきれないとはいえ、現時点で見つかっていない以上、万が一ということがないとはいえない。なんといっても玄関のドアにボッコリと穴を開けられてしまった経験があるくらいだからねぇ…。

そうそう、伯母の家の見積りを依頼した地元の不動産業者から回答がきた。司法書士の見積りも知人のアドバイスも地元の感覚よりだいぶ高いということだった。具体的な金額を出してくれたわけではなく坪あたりの上限額という形での回答で、計算してみると、それでも一応、買主側の提示額より100万円ぐらい高いのでちょっと安心した。司法書士の先生の見積り額はそれよりさらに100万円ぐらい高かったから、結果的にはその見積り額と買主側の提示額の中間値あたりが妥当という判断と言える。果たしてこれで買主側が納得してくれるかどうか。それにしてもすごいなぁ。伯母の土地の面積は我が家の床面積のほぼ2倍。もちろんここはマンションだから土地の権利は区分所有権にすぎない。それなのに、我が家の7年前の購入価格と現在の伯母の土地に対する不動産業者の評価額を比べると、12対1ぐらいの大差になる。この部屋の評価額が7年間でどれぐらい下がってるかは分からないけど、伯母があの土地と家を預金よりも何よりも大切な財産だと信じていたことを思うと、なんだかすっごく複雑な気分。

さて、すでに日付が変わってしまったけれど、今日はまだまだお仕事お仕事…。