まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-07-27

夕方には出かけるから、と朝から頑張った割には集中力がイマイチだった。特に疲れているわけでもないのに、なぜか気が散って仕方がない。こういう日はアルパを弾いてもうまくいかない。たま〜にあるんだよねぇ、こんな日が。もろみ酢ドリンクにシークワーサーをプラスしてみたけど、どうも気合いが入らない。ぶ〜。

どうせ仕事にならないなら泳ぎに行っちゃおうかなぁ、とも思ったけど、いつもにもましてお尻が重い。泳ぐのは気持ちいいだろうけど、戻ってきて着替えてまた出かけるのがめんどくさくて…。そう、なにもかもがめんどくさい日。

イムリミットまでウダウダしてからようやく着替える。今日は演舞場の一等席だからさすがに作務衣というわけにいかない。先輩とご一緒なので、せっかくだからその先輩に頂いたプルオーバーを着ていくことにした。そう、駅の清算所に忘れて必死の思いで取り返したあの服。

入場して客席へ向かう途中でケータイが鳴った。病院からだった。反射的に最悪の事態を想像してしまう。だが幸い訃報ではなく、あらためて先生が話をしたいという連絡だった。ふぅ。明日? 明日はダメです〜。歌舞伎座の千秋楽だから、とはとても言えない。一刻を争う緊急の要件ではないので、1日待ってもらうことにした。

入院してから初めて病室が変わって、ナースステーションの真ん前に移ったそうだ。私が先生に呼ばれたり、病室が変わったりしたから、きっと何かが起きていることは伯母も感じているのだろう。でも週末に行ったばかりで明後日また行く理由を 「病室が変わったってきいたから」 と説明できる。ただ私の記憶では、あの病室は始終ただならぬ奇声を上げるおばあちゃんとか、天井に向かって怒ったりうなったりするおばあちゃんとか、静けさの存在しない部屋だったような…。

今日の芝居は、風間杜夫ひとり芝居三部作。いやぁ、サイコーに面白かった。風間杜夫ってこんな人だっけ〜? と見る目がまったく変わってしまった。つかこうへい劇団時代の舞台を見ていないので、新鮮な驚き。これほどまでに舞台人だとは思っていなかった。テレビでしか彼を知らない人が多いのはとてももったいないことだとさえ思える。また見たいなぁ。

ご一緒した先輩は、彼女がオーナーで息子さんが雇われマスターとなるカレーショップのオープンを明日に控えての観劇。今日もギリギリまで内装やその他もろもろの準備に追われ、帰ってから肝心のカレーを仕込んでデザートも何種類か作る予定だという。明日が歌舞伎座でなければ、今日から泊り込みでお手伝いすることろなんだけどなぁ。残念。