まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-07-18

朝イチで泳ぎに行って、帰りに食料品売場に寄ったら、パルミジャーノレジャーノというチーズの試食をやってたんだけど、よっぽど売れないのか、40g入り289円のを1箱買ってくれたら同じのを2箱とチーズおろしもオマケにつけてくれるって。売場の責任者にもこんなの売れないって言われたとか、実は自分もチーズは嫌いなんだとか、チーズおろし持ってなかったからちょうどいいと思って買ってきたけど、あのオバサン、他の品物でもこんな売り方してるのかしらん。

急いで着替えて病院へ。伯母がいつになくベッドの頭の方を上げた状態で枕元にくずかごを置いているのでどうしたのかと思ったら、気持ちが悪くて、口の中に唾液がたまってしかたないのだと言う。顔もさらにやつれて、点滴をしている。しかもパジャマのズボンを着替えさせようとしたら、両膝にシップをしていて、すっかりあったまっているのではがしてみたら、すごい青あざ。夜中に点滴の台を引いてトイレに行ったら廊下で転んだ、と伯母は言った。点滴は10時半ぐらいまで続くらしいので、9時の消灯から10時半までの間に転んだのかときいたら、そうだと。ところが看護婦さんの話では、転んだのは午前4時。その時間に点滴の台は使っていない。伯母に確認すると、「じゃあ勘違いね」 と済ました顔。相変わらず食べなくて体力が落ちる一方な上に、貧血もひどいのに増血剤の入ったバナナ味のドリンクもいやがって飲まなくてたまる一方なので点滴がふえて、今は毎日、1日13時間も点滴をするはめになっているのに、それでも食べようとしない。食べられない原因になるような疾患があるわけじゃないのに、どうして食べないのか。何か精神的に不安なこととかあるわけ? どうしてほしいの? みんなが伯母ちゃんのために何をどうしてあげたらいちばんいいのかって考えてるんだよ。伯母ちゃんの気持ちはどうなの? とあれこれきいても、不安なんてない、別に何をどうしてほしいということもない、ただどうしても食べられないと言うばかり。参った。しかもこの日は全員の体重を量る日で、入院時にもともと37キロしかなかった体重が27キロにまで落ちていた。27キロだなんて…。私は相当ショックを受けているのに、伯母は 「人間30キロをきったら生きてられないわね」 と他人事のように言う。伯母ちゃん、のほほんとしている場合じゃないんだってば!

入院期間が180日を超えたので、規定上、1日1500円を追加負担して頂きます、という通知がきていた。同意書に署名捺印して提出するようになっている。同意しなかったら払わなくていいのかぁ? と思わずイチャモンつけたくなる文章だ。日曜日で事務局が休みなので次回に据え置き。

今日は中学の同級生と約束があるので5時すぎに病院を出た。約束の6時に着いたら、ゴルフ組が渋滞で遅れているので7時開始だって。早く言ってよ〜。それなら伯母の夕食まで病院にいられたのに。

仕方ないのでフテ寝。30分ぐらいだったけど、マジで寝入ってしまった。同級生の店の個室だから、やりたい放題。

ゴルフ組以外のメンバーが集まってきて、ようやく起きる。ほどなくゴルフ組も到着して、いきなりすごい盛り上がり。初参加のメンバーもいて、彼は同窓会に来なかったので、会うのは中学を卒業して以来だ。モテモテだったんだよねぇ。シャイなところも変わっていない。私のケーキを出したら、この彼がひどく驚いた。彼の記憶の中の私はとてもケーキを作るようなガラじゃないらしい。ごもっとも、ごもっとも。

そういえば昼食をとっていなかったので、しっかり食べる。でもイマイチお酒がすすまない。やっぱり伯母のことがねぇ…。でも飲まないとみんなが気にするから、自分で薄いのを作って量だけたくさん飲んだ。

いつもは一緒に電車で帰るもうひとりの都内組がこの日はゴルフで車で来たので、朝まで飲む気ですっかり腰をすえてしまったため、いつもより強力な 「泊まってけ」 コールが…。このメンバーが集まるのはみんなの仕事の都合でたいてい日曜日で、翌日が休みなのは珍しいんだから、と説得される。それはそうなんだけどねぇ。でも経験上、落ち込みぎみのときに深酒するとロクなことがないから、仕事を理由にして、二次会へ向かうメンバーと別れて駅へ。ちょっと寂しいけど、仕方ないな、と思いながら歩いていたら、ひとりが自転車で追ってきた。せめて改札口まで送ってくれるって。昔からこういうさりげない気の遣い方をするヤツなんだ。「気を遣ってるわけじゃないよ。俺が来たいから来ただけ」 と笑う。そうそう、いつもそんなふうに言ってくれたね。彼のおかげであったか〜い気持ちになって、終電に乗った。次はしっかり飲むからねっ!