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携帯の着メロで目が覚めた。メールの音。７時ちょっとすぎ。中学時代の同級生からだった。前に酔っ払って私の携帯を持って帰っちゃったヤツだ。「朝イチでおめでとうって言おうと思ってさ〜」というバースデーメール。彼は仲間うちでいちばん早く４月に誕生日を迎えたんだけど、私は携帯のスケジュールにメモしておきながらすっかり忘れて連絡もしなかったのに、律儀だなぁ。趣味はパチンコっていうのをなんとかすれば、お嫁さんくると思うんだけどなぁ。

いろんな人からのメールやグリーティングカードや、郵便小包や宅配便や、近いからって自分で届けに来てくれた人や…。この年になってもこんなふうにたくさんの人からお祝いしてもらえるなんて、しみじみとシアワセを感じるわ〜。ひとりじゃないって実感させてもらえるのって、私にはとっても心強い、大切な支えみたいなもの。「ひとりで生きていくんだっ！」と気負っていた時期もあったけど、あの頃の私はただ余裕がなくて、回りが見えていなかっただけなんだと今になって思う。いつだって、ひとりなんかじゃなかったもん。今の私を見守ってくれている人たちだけじゃなく、過去の私を支えてくれた人たちにも、ひとりひとりに心を込めて、大きな声で 「ありがとう！」 って叫びたい。

今日も新しい仕事の依頼が２件。まぁ、６月は事務所の翻訳がみんな忙しい時期だから。問題は、事務所が一段落しても私のところまで仕事が回ってくるかどうかだな。

ジャックはその後もすくすく伸びて、すごいことになってる。同じ葉っぱと思えない成長ぶり。

６月８日		６月１６日