まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-06-13

金・土と勝手に休日にしてしまったので、今日は朝から仕事をしながらクール宅急便を待ち、午後イチに受け取ってすぐ病院へ。

伯母に頼まれた夏物のパジャマと、握り寿司を食べるときにお醤油を入れる小皿と、洗濯機や自販機に使う百円玉を2千円分用意して、握り寿司も買って2時半すぎに到着。

「別の病気が出ちゃったのよ」 と深刻そうな顔で言う。一体なにごと? 年齢的に何がおきてもおかしくないだけに不安が募る。すると伯母は、「こ〜んなのがポコッと出てるの」 と言いながら、右手の親指と人差し指で直径5〜6センチのマルを作ってみせた。な、なにそれ。どこに何が出たって? 頭の中はハテナでいっぱい。さて、そのポコッと出たものの正体は…。

ですと。

伯母が若い頃に一度だけ入院したことがあると言うので何の病気で入院したのかきいても、言葉をにごして答えようとしなかったのだが、それも実は痔の手術のためだったことが今回初めて判明した。そのときは3週間の入院だったそうで、もしまた手術をすることになったらそれだけ入院が延びると落ち込んでいるのだった。

いやぁ、もっと深刻な事態を漠然と想像してたからホッとしたわ〜。「今でよかったじゃん」 と言うと、伯母はキョトンとしている。「退院してからポコッと出たら大変だったでしょ? 下手したら再入院で手術ってことになってたかもしんないし」 と言ったらようやく理解したようで、「そういえばそうねぇ。そうか、今でよかったのか」 と明るい顔になった。やれやれ。

ふと見るとベッドサイドの時計が止まっている。電池切れ。仕方なく駅前まで買いに行く。「他に買うものある?」「な〜んにもない」 確かに伯母はそう答えたのだが、電池を買って戻ってくると、「シャンプーがなかった」 だって。おいおい。「急に言われても思いつかないのよ」 へいへい、さようでございますか。行ってまいりますぜ。

2度の買物を終えて、洗濯もしたし、夕食まで30分ぐらいなのでいることにして、しかしもう特に話すこともなく…。静かな病室で睡魔に襲われながら、確かにこれじゃあ1日が長いだろうなぁ、と伯母に同情したくなる。だが別の病室は大変なことになっていて、前に伯母の隣りのベッドだったおばあちゃんが再入院後にいる病室なんだけど、ひとりは自分だけに誰かが見えているのか、空に両手を突き出して対話をしているかのように、意味不明なうめき声や叫び声を常にあげているし、もうひとりは、病室に入ってくる人はすべて自分のところにきた人だと思い込むらしくて、遠くからたえず大声で話しかけてくる。この2人ともが寝ている時間以外に静寂というのが存在しない部屋。あれじゃあ神経が休まる暇がない。

老人の多い病院に通うようになって5ヶ月。年をとるっていうのは大変なことだなぁ、と思わざるを得ない。

家に着いたときには9時近かったが、気合を入れ直して仕事再開。やっとゴールが見えてきた♪