まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-04-29

みどりの日。毎日家にいると祝日も何もないんだけど、ホームセンターの混雑ぶりに、あぁ休日なんだなぁ、と実感。

洋室2つのクローゼットの扉が前から気になっていた。開閉に余分なスペースをとる折戸のタイプで、レール上をスライドするので夜間は音が気になるし、重いし。いちばんよく使う観音開きのうち1枚だけがはずれてしまって修復できず、その部分だけカーテンでしのいできたんだけど、この際、全部カーテンに替えることにした。アコーデオンドアも考えたけど取り付けがめんどくさそう。生地を買ってカーテン縫おうと意気込んだものの、近場では春夏物の生地しかなかったから市販品でガマン。はずした扉は本棚の後ろに隠し、突っ張り棒をネジ釘で補強して、いざカーテンをつってみたら、あれれ、ちょっと短い。でもそれまで目隠しに使っていたカーテンの柄と相性がよかったので、ちょん切ってチクチクお裁縫して付け足したら、まるで最初からのデザインみたいにピッタリ♪

カーテンにしたらデッドスペースがなくなって、本棚の部屋のクローゼットに押し込んであった書類棚がめでたく日の目を見た。なつかしいなぁ。歌舞伎史の連載に使った資料のコピーがぎっしり。いつか加筆修正したい思いがあって捨てられないのよねぇ。

プロントでいつもどおりジャパンタイムズクロスワードをやろうと思ったら、あちゃ〜、昨日のじゃん。ちぇっ。仕方なくザウルスで遊んでいたら、隣りのテーブルのオジサン2人が新しい店のロゴの相談を始めた。ひとりはデザイナーらしく、イラストの下書きをしている。新しい店の名前は「月兎」ときいてビックリ。だって私が着ていた作務衣が月に兎の柄なんだもん。「兎ってヒゲあったっけ?」「シッポはどうだっけ?」…うずうず。歌舞伎座で、隣りのオバサンたちが「あれ誰の息子だっけ?」「さぁ、誰だっけ」なんて話しているのがきこえた時と同じうずうず。「あの…」と思わず声をかけてしまった。「なんという偶然!」「幸先いいじゃない。きっとこの店うまくいくよ」「いやぁ、ありがとうありがとう!」とすっごく喜ばれた。こんなこともあるのねぇ。

サライを引き取ってくれる古書店の指定時間は夜8時。89年の創刊から最新号まで、ないのは創刊から4冊分と、シナリオの先生に貸したきり返ってこなかった1冊だけ。計340余冊をプラスチックの小さな台車にのせて3往復。歩けば5分の道のりなのに、すっごく遠く感じられた。電話で問い合わせた神保町の古書店では、値段がつくのは創刊から3年分だけと言われたのに、全部引き取ってくれて合計8千円也。ブックオフに送るつもりでいた段ボール3箱分も査定しに来てくれることになった。全部運び終わって家に着いたらもう10時半。疲れた〜。でもさっぱりした〜。