まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-01-11

鏡開きのおしるこを食べてから国立劇場へ。

今年初めて観る歌舞伎としては地味だったけれど、渡辺保さんの劇評どおり橋之助がすごくよかった。ロビーに三田寛子の姿もあった。

右隣りの席は若い男の子。幕間はお茶を飲みながら本を読んでるだけなのに、なぜか幕が開いてからお菓子を食べ始めるのよね。しかも揚げ煎餅。ボリボリ音はするし甘辛い醤油のにおいがただようし。やんなっちゃった。

左隣りは夫婦と息子の3人連れ。この母親が芝居の最中にやたらと息子に話しかける。「ほらシンちゃん橋之助よ」「見て見てシンちゃん、きれいねぇ」「あらシンちゃん、死んじゃったわ」見てれば分かるっつーの! うるさいったらなかった。

最後の芝居(というか舞踊というか)は「戻橋」という鬼女の話で、武士に腕を切り落とされてしまう。何度となく見ている芝居なんだけど、伯母のことがあるだけにいい気持ちはしなかった。

帰ってからケーキを焼く。2〜3週間ぶりだったのと、新しいレシピ本だったのと、気持ちがなんとなく落ち着かないのとでミス連発。焼き上がりもイマイチだなぁ。同窓会の連中が楽しみにしてくれてるんだけどなぁ。カナシイわ〜。