まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-03-23

歌舞伎座に向かう途中、見積もり依頼のメールが届く。週明け以降にスタート予定と都合がいい。

三月大歌舞伎昼の部の幕開きは「国性爺合戦」。愛之助の和藤内に芝翫の甘輝、扇雀の吉祥女に東蔵の老一官、秀太郎の渚といい配役なのに、この芝居、いっつも途中で意識が飛んでしまうんだよねぇ。しっかり寝て眠くないはずなのに、どういうわけか起きていられない。そういう芝居がいくつかあるのは私だけかしらん? 和藤内が唐風の衣裳に着替える間に甘輝将軍の家来たちが繰り広げる滑稽な場面では「そだね〜」や「モグモグ」も飛び出し、そこはしっかり起きていた (^^ゞ

四世雀右衛門がもう七回忌なのねぇ。その追善の「男女道成寺」を松緑と当代の雀右衛門。二人が出てくる前に、所化たちに呼ばれて友右衛門が上人様として登場し、劇中で追善の口上。所化の中に男寅くん♪ 

最後は落語でもおなじみの「芝浜革財布」。芝翫の政五郎は初役かしらん? テレビの刑事モノで悪の親玉を演じたりもするこの人が、ふんどし姿でお尻をボリボリかいたりする。孝太郎との相性もピッタリで、特に夫婦喧嘩の場面が面白かった。飲み仲間に彌十郎や松江のほか、芝翫の息子の橋之助と福之助も加わり、酔った演技がまだちょっとぎこちないのも微笑ましい。心を入れ替えた政五郎が精を出して働き、立派な店構えとなった魚政に手伝いにくる娘を男寅くん! 女形の姿を観るのは久しぶり。大いに笑い、夫婦の情愛にほっこり。

今日の歌舞伎座もよく入っていたなぁ。それだけに国立劇場の不入りが残念でならない。

終演後にスマフォの電源を入れると、朝とは別のクライアントから、大型プロジェクトのために来週をあけておいてほしいというメールが届いていた。先約のほうにお伺いを立てると、急ぎではないので4月でもいいと。その旨を伝えて来週の予定がうまった…はずだったんだけど、さらにそのあと急ぎの和訳が飛び込んできた。先週の半ばぐらいからずっとヒマだったのに、どうしてこう一気に重なってしまうかなぁ。

大型プロジェクトのほうはまだ書類が届いていないのと、何人かで分担する案件なので私がいなくても手が足りる可能性もあるので、再交渉して来週の予定をキャンセルしてもらい、急ぎのほうを引き受けることになった。了承してもらえてよかった。

3者と次々にメールをやりとりしながら、オカダヤで取り寄せてもらった毛糸を受け取り、ロフトでフリクションの雪のスタンプを買い、紅虎餃子房の野菜タンメンで夕食を済ませ、さらにダイソープランターや観葉植物用の土を買い込み、雨が降り出してしまったのでバスで帰宅。ひと息ついてから、リビングの窓際に並べてあった観葉植物の植え替え。大きなプランターひとつにまとめてみた。

そのあと、和訳はちょっと保留しておいて、またついためてしまった日記をアップ。ようやく追いついた〜。