まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-01-22

朝5時前に地震があって、都内は震度2だったらしい。まったく気がつかずに爆睡。7時すぎに起床。いつもより早く8時ちょっとすぎに家を出て東銀座に向かう。

3月演舞場の発売日が変更になり、よりによって演舞場の昼の部を観る今日にぶつかってしまい、いつもの時間だと発売の10時には電車の中なので、早く出てスタバからスマフォでトライしようというもくろみ。乗換駅構内のスタバが3月末まで改装中なものだから、演舞場近くのスタバでスタンバイ。日比谷線が遅れてハラハラしたけど、10分前に到着。比較的スムーズに予約完了。電話予約オンリーだった昔ならこうはいかない。ネットの恩恵、スマフォのありがたみをこういう時に実感するねぇ。

寿初春大歌舞伎の幕開けはお約束の「寿式三番叟」。我當・進之介父子と梅玉魁春兄弟で厳かに。

続く「車引」は、三津五郎の梅王丸に七之助の桜丸、橋之助の松王丸に弥十郎の時平と中村屋に近しい顔ぶれ揃いで、それだけでなんとなくジーンと胸にくるものがある。

「戻橋」の渡辺綱幸四郎福助は美しい小百合から後半で鬼女に変わり、宙吊りで空を飛ぶ。綱の従者は児太郎と国夫で、ぷくぷくのまんまるだった国夫クンがいつのまにやらスッキリシャープになっていたのでビックリ。

昼の部の最後は雀右衛門の一周忌追善の「吃又」で、吉右衛門の又平に芝雀がおとくを、友右衛門が雅楽助を務める。何度も観ている芝居だし、最近はちょっと苦手に感じていたのだけれど、今日の舞台はしみじみとよかった。同じ作品でもそのときによって受け取る側の感じ方が大きく違うことがある。舞台の出来不出来がそれほど大きく変わることはあまりないはずだから、自分の気持ちの問題なのかしらねぇ。

帰宅してすぐコンブリオ。でも昨日に続いて目は全豪オープンジョコビッチベルディヒを下して準決勝進出。強いなぁ。錦織圭クンと2つしか違わないまだ25歳という年齢にそぐわない落ち着きよう。

国立劇場のたくさんの羽子板と対照的に、演舞場には去年に続いてどでかい羽子板。美しい。でも常に人通りが多くて写真を撮るのが大変 ^^;