まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-01-10

伯母の病院へ行ってきた。担当医の話では、とりあえず血管を広げる薬の入った点滴で1週間ほど様子を見て、患部の血流が回復すれば手術の必要はないとのこと。でもそれはどちらかというと希望的観測で、悪化した場合には、ほとんど壊死状態の中指・薬指だけでなく足の甲の部分もすでに血流が悪いため、指だけを切断すると傷口がふさがらないことが予想され、もっと上、おそらくは足首より上の位置で切断せざるを得ないだろう、という判断だった。

切断するにしても指だけなんだから、リハビリをすれば元通り歩けるようになる、と楽観していただけにショックが大きい。

ヘビースモーカー歴60年の伯母の血はサラサラというにはほど遠く、それも血流が悪い原因のひとつになっているそうだ。入院から3日目の今日まではガマンしているが、そろそろ吸いたくなってきた様子。伯母に切断の話はしていないので、とにかく1週間様子を見る間はガマンするようにと言ってきたのだが、果たしてガマンしきれるかどうか。

伯母の家に荷物を取りに行き、冷蔵庫を開けてビックリ。レタスやらほうれん草やらがクタクタになっている。しかもとうに賞味期限を過ぎた卵が3パックも。伯母が着実に老いている現実から目をそむけてきたツケがきたのだと思い知った。

1週間で結論が出る。最悪の場合のことを考えておかなければならない。伯母を今の生活基盤から引き離せば精神的に伯母を追い詰めることになるだろう。それを避けるためには、私の方が生活を変えざるを得ないのだ。入院期間は短くても1ヶ月。切断した場合はその後の介護はいわば無期限。

腹をくくらねば…。