午前中に図書館へ。読み終えた3冊を返却し、予約の順番が回ってきた上田健次さんの「銀座四宝堂文房具店」を受け取り、それだけでは物足りない気がして、在架の図書の中から「闇夜に怪を語れば 百物語ホラー傑作選」を選び、そのまま直帰。
午後には四ツ谷へ向かうためにバス停へ。なにやら貼り紙があり、またダイヤ改正? と思ったらそれだけではなく、そのバスの終点である駅前のバス停が廃止され、20日から別の場所に移動になると。えええ。駅の反対側のロータリーに合流するとしたら、今より遠くなって不便になっちゃうなぁ。
四ツ谷のジャズ喫茶いーぐるで、OTTAVA のプレゼンターである林田さんの「横断的クラシック講座」。前回も前々回もニャンドゥティのワークショップと重なってしまい参加できなかったので、ようやく参加できるのはとても嬉しいのだけれど、今日の24回目をもってひとまず終了とのこと。とても残念。
土曜日でバスの本数が少なく、15時半からの講座にあまり早く着きすぎるのも、と15時ちょっと過ぎに到着したら、もう席がほぼ埋まっていて、店の一番奥にある大きなスピーカーの前しか空いていなかった。くーっ! もう1本前のバスに乗ればよかった。
とはいえ、この店の音響は最高なので、まだ講座が始まる前の BGM も、音は大きいものの心地よく、音の大きさにも徐々に耳が慣れてきた。
講座はたっぷり2時間半。林田さんが選んだ様々な曲の中で、圧巻だったのがマリア・カラスの「椿姫」。これまでに映像で観た様々なヴィオレッタがすべて吹き飛んでしまったと言ってもいいぐらいに圧巻だった。
この講座の形式は普段の林田さんの番組と大きく違うわけではないし、音源も林田さんご持参のCDなんだけど、同じ音源でも自宅のパソコンで聴くのとこの店の最高の音響で聴くのとは大違い。それだけでも貴重な機会なので「ぜひまた再開してください」と林田さんにお願いをして、いーぐるを後にした。(右の写真の黒い部分がスピーカー)
帰宅後、バス停について調べたら、ロータリーに合流するのではなく、今のバス停の並び、しばらく工事中だったところが「交通広場」として運用開始になるそうで、その一部にバス停が新設されるとのこと。それならよかった! でも終バスの時間がまた早まるんじゃないかと、それが心配。