まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

整 経

今日の酵素風呂は、時間繰り上げOKの連絡をもらって朝一番。自転車で向かう間、風がピューピューと冷たく、気温もぐっと下がってきたし、さすがにもう今までのようには汗が出ないかも、と思ったのに意外なほど発汗良好。家を出る前に運動する余裕はなく、かろうじて温かい飲み物をお腹に入れていっただけなのに、内腿にさえ冷えを感じない。冷え性が改善されている証拠ならいいんだけど。

時間が早いときは、タリーズでしばらく過ごしてからサイゼリヤへ、というコースがパターン化していたのだけれど、たまには気分を変えてみよう、とガストでモーニング。バリエーション豊富なメニューの中からトーストと目玉焼きのセットにしてみた。おかわり自由の日替わりスープとドリンクバーもついて550円という高コスパ。目玉焼きをトーストにのせ、とろける黄身をこぼさないようにいただく。最後に自分で目玉焼きを作ったのっていつだっけ…。卵はケーキ用がメインで、自分で使うとしたら、ゆで卵か、溶いて炒め物や汁物に加えるか、そのぐらい。もう目玉焼きを上手に作る自信もないや。

食後には、図書館で借りた「美術の窓」の「肌を制する」という特集を読み耽る。そのあと「幻獣の國物語」の5巻を読み終えてから帰宅。

午後には、林田さんの OTTAVA Andante をリアルタイムで聴きながら、手織の整経。新年最初の手織教室が火曜日に迫っているものだから。

先生が巾着袋に仕立てた生地の模様が素敵だったのでサンプルとしてお借りし、いただいた織り図に従い、手持ちのエジプト綿のうち十分な量があるグリーンを地の色として、4種類のアクセントカラーを選んでみた。エジプト綿は細いから、176本でもこの分量。

マフラーではないので、経糸の長さは110cmと短め。ただ、2本ずつ色が変わるなら1往復ずつで済むところ、地の糸とアクセントカラーとが1本ずつ交互に4本単位で変わっていくので、往復することができず、手間をかける必要がある。以前はこの奇数の整経がとっても苦手だったのに、長く続けてきたせいか、だいぶ慣れてきた。

作業をしながら、Andante の終了後、録画しておいた単発ドラマ「55歳からのハローワーク」全5話の最後、イッセー尾形さんが主人公の回を見る。リストラされ、工事現場の誘導員として働く彼に声をかけてきた昔の同級生を火野正平さん。2人の演技に引き込まれ、最後はもう涙、涙だった。

そのあと、これも録画で、市川雷蔵光源氏を演じる「新源氏物語」。養父の壽海も帝役で出ている。他にも、寿美花代の桐壺/藤壺若尾文子の葵の上、中村玉緒の朧月夜に水谷八重子の末摘花など豪華な顔ぶれ。37歳という若さで病に倒れた雷蔵がもっともっと長生きしていたら、どんな作品を遺してくれただろうか。

整経がひととおり終わったところで、今日はここまで。