まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

妄ソー劇場

午後に西日暮里経由で有楽町へ。14時から有楽町朝日ホールで「イッセー尾形一人芝居:妄ソー劇場すぺしゃる vol. 5」。楽しみすぎて夕べなかなか寝付けず、寝不足のままで出かけることになったのが不安ではあったけれど、開場が13時と早いのはきっとホールにイッセーさんの作品が展示されているはず。そう思って開場早々に到着。予想通り、たくさんの作品たちが迎えてくれた。写真撮影自由で、紙粘土のお面を自由にかぶって撮るのもOK。

これらの写真は展示作品のごく一部。星の王子さまは初登場じゃないかしらん。右下のゴッホゴーギャンの組み合わせもいいなぁ。

8月下旬に近所のホールで行われた公演と同様に、イッセーさんご自身の声で注意事項等のアナウンス。7つのスキットとその順番も8月の公演と同じだったんだけど、イッセーさんが演じる7人の登場人物が前回の公演から今日までの間、それぞれの日常を過ごしていたように思えてくる。昔からそう。今はもうあまり演じられることがないキャラクターたちも、それぞれの場所で思い思いに暮らしているような錯覚。ぜひ再会したいキャラクターがいっぱいいる。イッセーさんご自身が年齢を重ねた今、往年の名キャラたちをあえて演じて見せてほしい、と思ったりする。

私自身は寝不足であることも忘れるぐらいしっかり起きていたのだけれど、隣りの女性が最初のスキットからもう寝落ちしていて、着替えの間は起きているのにスキットが始まるとまた寝てしまう。ただ寝ているだけなら「もったいないなぁ」と思うだけなんだけど、困ったことにイビキがだんだん大きくなってきて、いくらかなり後列とはいえ静かな場面で重低音が響くものだから、何列も前の人が振り返ったりする。ひときわ大きなイビキがしたときに反射的に私の肘が動いてしまい、ビクッとして起きてイビキが止まったんだけど、その後もまた寝てしまっていた。よっぽど疲れていたのかもしれないけれど、彼女は結局、どのスキットもまったく覚えていないんじゃないかしらん。

半蔵門国立劇場が閉館してしまい、近くの甘味処「おかめ」に行く機会もなくなりそうなので、「おかめ」の銀座店に寄りたかったのだけれど、公演の前も後も長蛇の列で断念。銀座インズ1の中にあるムーミンショップに直行。クリスマスグッズをはじめたくさんの商品がずらりと並ぶ中、大小のジッパーバッグのセットを1つずつと、アジア・アフリカを中心とする子どもたちの識字教育と女子教育を支援するNGO団体に収益が全額寄付されるチャリティピンバッジ(500円)だけにとどめた。

そうこうするうちに小腹が空いて、モスカフェで野菜バーガーとポテトのセット。会計システムが複雑になっていて戸惑ってしまった。

行きとはルートを変えて、日比谷から千代田線で帰宅。行き帰りの電車の中で、図書館で借りた村田沙耶香短編集「生命式」を読み終えた。独特な世界観が爆発。

夜には、日曜日の定番、まる子&サザエさんに続いて「奥さまは魔女」の録画をシーズン8の4話から20話まで。見ながら手織りの整経。夕べ織り終えたばかりのマフラーに使った2種類の糸のうち、単色のラメ入りピンクの毛糸が何玉か残っているので、Wさんご夫婦にプレゼントしたマフラーよりシンプルな模様のスウェディッシュレースにしてみようかと。

絵の教室に持っていくケーキのレシピも決めないとなぁ、と思っているところへ I さんからメッセージ。レモンケーキの到来物をご持参くださるとのこと。ありがたいわー。