まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

2つ目の栞

11月も末日の今日にもう1回ホットヨガに行けば今月の目標回数を達成できるところだったんだけど、昼間のプログラムはどれも私にはハードだったり苦手だったりして、迷った末に、無理して行くこともないか、とパスしてしまった。自分に甘い。

先日の衣替えで処分することにした衣類のうちユニクロのものはユニクロへ。店内のリサイクルボックスに託し、久しぶりにフードコートへ。バラエティ豊かにずらりと並ぶ飲食店のうち、列ができている店もあればほとんど足を止める人もいない店もある中、そこそこ人気のリンガーハットで「野菜たっぷりちゃんぽん」。以前はごく普通に完食できたのに、途中から結構苦しかった。先日の胃の不調が影響しているのかしらん。

どうにか食べ終えたものの満腹すぎてすぐに立つ気にならず、幸い空席もちらほらあるのでそのまま居座り、図書館で借りた村田沙耶香「生命式」の表題作を読む。現時点で常識とされていることが今後もずっとそうであるとは限らない。それはこの著者の他の作品にも共通するテーマというか問題意識で、この作品では、葬儀についての常識が覆される。現在の常識とはかけ離れたそのあり方が常識とされている世界に自分が身を置くことを想像しようとしても、強烈な違和感というか、耐え難い思いで一杯になる。でも、今の常識に照らせばあり得ないというだけの話で、数十年後には当たり前になっている可能性がゼロではない。そうなってほしくはないけれど、自分が当事者になったら…と想像するだけで怖くなる。12編も収録されている短編集のまだまだ最初の1編。インパクトが強すぎて、続きを読むのが怖いぐらい。

コメダ珈琲に移動し、サボテン風のニャンドゥティの2つ目をチクチク。長方形だった1つ目とは形を変えてみた。ひととおりチクチクし終えたところで帰宅し、糊付けをして仕上げ。配色だけでなく模様の形も1つ目とは少し変えてみたら、サボテンというよりはトカゲのように見えないこともなく(足の数が多すぎるけど)色のチョイスを間違えたかもしれない。でも、模様は自由に変えられるから、いろんなデザインの栞が作れそう。

夜には「魔改造の夜」で技術者たちの本気の戦いに見入った後、TVerで「笑ってこらえて」を見る。「歌舞伎座支局」と題するコーナーがネットで話題になっていたものだから。もう4回目になるそうで、演舞場で上演されるルパンの新作歌舞伎が取り上げられていた。ルパンはねぇ、迷ったけど結局チケットは取らずじまい。どんどん古典から離れていくようで寂しいし、危機感もある。

そして明日からもう12月!