金・土と自宅にいる間にもぐっと冷え込んできて、ヒートテックを解禁したものの、着たら着たで暑かったりして、調整が難しい。今日も服装に迷い、着替えた後に玄関の外へ出て、寒くないかチェックするんだけど、短時間だとよく分からないのよね。
結局、薄手のヒートテックとトレーナーに、ダウンよりは薄手のコートを羽織り、国立へ。アルパの先生と待ち合わせ、最近お気に入りの「ごはん処KUNIさん家」でランチ。天ぷらにお刺し身、牛すき焼きと美味しいものがそろい、大満足。
満腹を抱えてアルパのレッスン。もうずいぶんと長いこと習っているものの、曲の練習とは別に積み重ねるべき基礎練習が足りなくて、親指、人差し指、中指、薬指の4本を使う右手は中指と薬指が弱く、主に伴奏を弾く左手は、親指と薬指でのオクターブはそれなりにできても、4本指でのアルペジオが入ったりすると、途端にぎこちなくなってしまう。普段から分かってはいるんだけど、今のように難曲でさらに複雑なアレンジが加わると、基礎の不足をいつも以上に痛感せざるを得ない。ただでさえ自宅でできていることもレッスンではうまくできないんだから、もっともっと練習しないとねぇ。
そんなこんなのレッスンのあと、ニャンドゥティの自習。大きな正方形のドイリーは、13マスあるすべてのマス目に模様をチクチクし終え、次は1マスごとの輪郭線を結びかがりで作っていく。キリのいいところまで進め、16時頃まで。
中央線と千代田線を乗り継ぎ、行きも帰りも車内で読み進めていた父の本があともう少しで読み終わるところだったので、バス停の前のドトールでしばし読書。1時間弱で読み終えた。どうやら父も歌舞伎に精通していたらしいことが驚きで、ラストにも歌舞伎の影響が伺えるのだけれど、そのラストに納得がいかなかった。思いがけず官能的な場面もあり、出版当時の私に読ませるつもりはなかっただろうと思うものの、面と向かって本の内容について父と話してみたかったような気もするし、話しているうちに喧嘩になってしまいそうな気もするし…。どんな顔して書いていたのかなぁ。いろいろ考えてしまうなぁ。なにはともあれ、何年も前に探して見つからなかったこの本を手にすることができて良かった。
夜遅くにATPファイナルズ初日の第1戦を観る。トリノでの開催で、地元のシナーが大声援に力を得てチチパスにストレート勝ち。第2戦は日本時間の午前5時からだから、ライブで観るのはまず無理。