まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

みなとみらいへ

かつての体育の日とか敬老の日とか、日付で覚えていたのに年によって変動するように変更されてしまった祝日が少なくない中、文化の日憲法の公布日だから変わらず、私にとっては亡き母の誕生日。鷹揚だった昔のこと、出生届をすっかり忘れていて、覚えやすいようにと祝日のこの日にしたそうで、たしかに私も、文化の日だから母の誕生日、と連想式に思い出している。そして毎年、生きていたら何歳か、と考えてはその年齢の母の姿を思い描くことができない。

そんな今日も金曜日なので朝イチで酵素風呂。今日は時間を繰り上げる連絡がなく、いつもどおりの9時半で、回数券代を支払う日なのに手持ちのお金が足りなかったから、銀行に寄ってから行くことができてラッキー。

急に冷え込んだあとまた残暑が盛り返したかのように気温が高く、おかげでもう11月だというのに発汗良好。過ごしやすくてありがたいけれど、農作物その他への影響が心配だし、野菜の高値も続いているし、なによりこの状況が今後どんどん悪化していくおそれを考えると不安。

どこにも寄らずにまっすぐ帰り、ありもので腹ごしらえをしてから、千代田線と副都心線を乗り継いでみなとみらいへ。手織教室の先生が出展している「裂織協会公募展」。前回、教室のメンバーと初めて行ったときには迷ってしまったのに、今回はごくスムーズに到着。まず芳名帳に記入しようとしたら、ほんの数名前にメンバーのお名前。入れ違いだったかな。

長いタペストリーを3枚、4枚と長さを変えて織り、接ぎ合わせた作品がいくつかあって、これだけ織り続けるのは相当根気が必要だなぁ、と感じ入る。先生の作品は、いくつかの巾着袋と、黒1色で地模様が素敵なフーディーとポシェットのセット。洋服が何点か展示してある中で、先生のはきっとこれ、と一目で分かった。秋らしい風景の大きなタペストリーの前に立体的なタケノコが何本も飾ってあるのも楽しい。私自身は裂織はあまりやらないんだけど、はまったら抜けられなくなりそう。会場内は写真撮影が禁止されていたので、入口のポスターと、会場のすぐ隣りに飾られていたツリーの写真。

どこも混雑していてトイレやコンビニには長蛇の列ができている中、意外にもカフェ・ド・クリエが空いていたのでひと休み。ブレンドと塩キャラメルドーナツ。昨日届いた父の本を開く。行きの電車の中で読み始め、なんかもう、文章といい台詞の口調といい、私が知っている父とはまったく結びつかなくて、不思議というか、居心地が悪いというか…。

キリのいいところまで読み、帰りの電車の中でも読み進め、帰宅後には仕事モードに切り替えて、約3時間の作業で和訳終了。納期は週明けだから、上出来。

NHKの「せかほし」こと「世界はほしいモノにあふれている」という番組が5周年だそうで、アンコール放送がスタート。三浦春馬さんの笑顔やJUJUさんとの姉弟のような会話が懐かしくて切ない。