まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

チクチクに専念

寝不足と、おそらくそのせいだと思われる右目の充血を解消すべく、アラームをセットしないで寝たら、目が覚めたのは約7時間後。なかなか8時間寝ることはできないな。

手織りも油絵もひとまず目標をクリアしたので、土曜日の今日はピエロのブローチ作りに専念。チクチクしながら、テレビで「有吉くんの正直さんぽ」を見る。表参道。花束をショルダーバッグのように持ち運べるアレンジが素敵で、もし花束をプレゼントする機会があったら利用してみたい。

そのあと録画しておいた邦画「零落」を見る。浅野にいおさんの漫画が原作で、監督は竹中直人さん。主演の斎藤工さんがラジオでこの作品の話を何度となくしていて、観たいと思っていたらWOWOWが放送してくれた。主人公は漫画家で、タイトルから察せられる通り今は売れていない。同じ女性としてどうしてもその妻のほうに共鳴してしまい、胸が傷む場面もあった。今は朝ドラで笠置シヅ子さんを演じている趣里さんがデリヘル嬢として不思議な魅力を放っている。

次も邦画で、稲垣吾郎さんが主演の「窓辺にて」。妻の浮気を知っても怒りも嫉妬も湧いてこないというのは、ある意味アセクシャルなのかな。まだ高校生の作家を演じる玉城ティナさんは、26歳という実年齢のほうがかえって信じられないぐらい。吾郎くんがすごく自然体に見えて、妻を演じる中村ゆり子さんも透明感があって魅力的。

2作品を観終えた頃には外が暗くなり始め、今のうちに、と図書館へ。結局読了できなかった「ヒクイドリ」と、インパクトが大きかった村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を返却。予約してある本はまだ順番が来ないので、在架の図書を物色していたら、村田沙耶香さんの本が何冊かあったので、その中から2冊を借りてみた。タイトルだけでもインパクト大。

買い物を済ませて帰宅し、ニュースを見ながらチクチクの続き。追加注文を受けた12個のうち早めにほしいと言われた6個を作り終えた。まずはひと安心。

残りの6個も進めておこう、と引き続きチクチクしながら上海マスターズの準決勝を見る。ルブレフ対ディミトロフ。常に冷静なディミトロフに対し、激しく感情をあらわにするルブレフ。結果的にはルブレフのストレート勝ち。フルカチュとの決勝はいかに。

そのあとさらに録画の中から、中村倫也さんと黒木華さんが宮沢賢治とその妹を演じた舞台「ケンジトシ」を観る。生で観たかったのにチケットが撮れず、放送を録画したのになんとなく観ないまま今日に至っていた。宮沢賢治作品は「雨ニモマケズ」や、「あめゆずとてきてけんじゃ」が印象的な「永訣の朝」ぐらいしか知らなくて、「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」も実はちゃんと読んだことがない。そのせいか舞台の熱量にイマイチついていけなかったものの、倫也くんも華さんもとても魅力的。玉城ティナさんのさらに上を行って30代でもセーラー服が似合ってしまう華さん。前髪が短い倫也さんはちょっと幼く見えて、妹への想いがほとばしる。

「ケンジトシ」の間に日付が変わり、オードリーのオールナイトニッポンを聴きながらチクチク。残り6個のうち2個を仕上げることができた。水曜日の教室までに12個全部できるかも!