まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

整経のカオス

明け方にテニス観戦をしていたので、すっかり朝になってからベッドへ。昼近くにようやく起き、昨日のことを思い出すと、後悔しても仕方がないのにやっぱりため息が出てしまう。そこへ追い打ちをかけたのが酵素風呂のお店からの電話。スマホに「酵素風呂」と表示された時点で予感はした。そしてそういう予感は往々にしてよく当たる。廊下も見てもらったのになかった鍵がエスカレーター近くに落ちていたと…

管理人室でサンドイッチを食べてお腹が落ち着いたところで、冷静になって、バスで探しに戻っていれば…。

もうその鍵は不要になってしまったけれど、キーリングにムーミンスナフキンのプレートが付けてあるので、来週受け取ることになった。電話を切ったあと、さらに深く落ち込む。いっそ見つからなかったほうがこれほど落ち込まなかったかも…。

整経の続きを終え、いざ試し織りを始めたら、織り幅のほぼ中央付近で、筬の溝に1本ずつ入れるべき経糸が同じ溝に2本入っているのが見つかり、がっくり。仕方なく左端から1本ずつ、左の溝にずらす形で修正。

さあこれで大丈夫、と思いきや、経糸を数本ずつ手に取り、筬の溝に入れ直したときに、隣り合った2本の経糸が左右逆に入っている箇所がいくつかあって、また入れ直し。経糸を巻き直した後のカオスをようやく乗り越えたのに、そのあとにこれほど多くのミスをするとは。集中力が必要な作業だからねぇ。

経糸を正しく張り終え、経糸を1本ずつ綜絖レバーに吊る作業も終わり、平織りをしてみると、レバー操作をしても1箇所だけ経糸が正しく上下に分かれない。調べてみると、1本の経糸がどのレバーにも吊られていなかった。抜かしちゃったのね。仕方なく別糸でその経糸だけ吊り、これでやっと整経が完了。大変だったー。

先生にお借りしたキャンバス織りのサンプルは、極細のシルクを使用していてとても繊細。できれば同じように織りたいところだけれど、前回も前々回も手持ちの極細シルクで織って、また同じ糸を使うのもなんなので、やや太めのシルクを用意。本来は1cmに8本の溝がある8羽の筬を使うべきところを溝が広めの6羽の筬に変更。

1cm幅の経糸の本数が8本から6本に変わった結果、織地がこんなに違う! 同じ織り方とは思えない。でもまぁ、模様はくっきり出ているから、いいか。